皇居近くのホテルで開かれた「雑誌コンテンツデジタル推進コンソーシアム」の総会に出席。要は、雑誌contentsをiPadやandroid端末などへデジタル化して移植し、ビジネスとして成り立たせるための業界標準プラットフォームを構築しようという集まり。私の会社はまだまだ様子見以前の状態だが、情報収集のため先々月から参加している。
電子書籍端末が揃い始めたとはいえ、雑誌のデジタル化で〝食える〟まで行くには、正直いってなかなか厳しい状態が続いている。とはいえ、何もしなければ事は進まないので、権利関係の調整とかデジタル化実験とかを雑誌協会が中心となって動き始めている。
「雑誌contentsのデジタル化のガイドライン」も発表され、発売後2ヵ月(月刊誌の場合)はデジタル化の権利を一時的に出版社にあずけるという合意が、雑誌協会と文芸家協会、そして写真家協会との間で成立したことも発表された。
着々と動いているがどうすればビジネスとして成り立つのか、それは業界団体に委ねるより、やる気のある加盟社の出版社が〝論より証拠〟で確立していかねばならないことなのだろう。翻って、私の会社ではいつになることやら。ましてや紙の媒体でも厳しいのに、広告が入って潤うデジタル媒体なんていつできるのだろう。
参加する前に早く着いたので、近くの大手濠緑地を散策。
関東大震災(87年前)を生き延びた「震災イチョウ」や皇紀2600年(70年前)を記念して建てられた和気清麻呂の銅像をパチリ。
会合の休憩時間に、窓の外を見ると銀座あたりで煙がモクモク……。後で調べると、ビルの電飾に火がついたようだ。惨事にならずにおさまったらしい。
電子書籍端末が揃い始めたとはいえ、雑誌のデジタル化で〝食える〟まで行くには、正直いってなかなか厳しい状態が続いている。とはいえ、何もしなければ事は進まないので、権利関係の調整とかデジタル化実験とかを雑誌協会が中心となって動き始めている。
「雑誌contentsのデジタル化のガイドライン」も発表され、発売後2ヵ月(月刊誌の場合)はデジタル化の権利を一時的に出版社にあずけるという合意が、雑誌協会と文芸家協会、そして写真家協会との間で成立したことも発表された。
着々と動いているがどうすればビジネスとして成り立つのか、それは業界団体に委ねるより、やる気のある加盟社の出版社が〝論より証拠〟で確立していかねばならないことなのだろう。翻って、私の会社ではいつになることやら。ましてや紙の媒体でも厳しいのに、広告が入って潤うデジタル媒体なんていつできるのだろう。
参加する前に早く着いたので、近くの大手濠緑地を散策。
関東大震災(87年前)を生き延びた「震災イチョウ」や皇紀2600年(70年前)を記念して建てられた和気清麻呂の銅像をパチリ。
会合の休憩時間に、窓の外を見ると銀座あたりで煙がモクモク……。後で調べると、ビルの電飾に火がついたようだ。惨事にならずにおさまったらしい。