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オーストラリアで静かに暮らしています。

[映画] Wolverine ~邦題 ウルヴァリン-サムライ

2013-08-06 | --- 2.4 TV他

日本が舞台となっているということでWolverineを見てきました。

「ローガンの目を通したLonely Planet日本版」をちょっぴり期待して^^のことです。

週末も使えるHoyts系の半額券(二人で15ドル)を利用しました。

2ドルだせば、3Dをみれたのですけど2Dにしました。  

 

あらすじ(シネマトゥデイより) 

『カナダで人目を避けるように暮らすウルヴァリンことローガン(ヒュー・ジャックマン)は、以前命を救ったことのある日本人実業家・矢志田からの願いで、彼の部下ユキオ(福島リラ)と共に日本へと向かう。不敵なまなざしを向ける矢志田の息子シンゲン(真田広之)に迎えられ、病身の矢志田と再会したローガンは彼から謎めいた言葉を告げられる。ほどなくして亡くなった矢志田の葬儀が執り行われるが、そこをギャングたちが襲撃。ローガンは矢志田の孫娘・マリコ(TAO)を連れ、その混乱から逃げ出すが……』

もうちょっと詳しいあらすじ(英文)はこちらに。

 http://en.wikipedia.org/wiki/The_Wolverine_(film)

 

撮影場所(Wikipediaより)

2012年7月31日、オーストラリアニューサウスウェールズ州ボタニー湾岸で撮影開始

2012年8月3日にはピクトンで町をカナダのユーコン地方に見立てた撮影開始

2012年8月25日から2012年9月11日まで

   東京都港区芝公園東京タワー増上寺

   広島県福山市福山駅鞆の浦で撮影。

2012年10月8日にはニューサウスウェールズ州での撮影再開

2012年10月の12日と13日にはパラマタで東京の街を模した野外での撮影

2012年8月1日、9月3日、7日、撮影には東日本旅客鉄道のロケーションサービスによって、

    新幹線総合車両センター

    上野駅ペデストリアンデッキ付近、

    なすの (列車)(東京-郡山間)

 

ヒューが日本には一週間くらいしかいなかったといっていたのは

8月25日から行われた撮影のときのことなのでしょうね。

 

 

普通に歩くだけのシーンでもこれだけ大掛かり。

 

真田広之がインタビューで、セットを組み立てて撮影する予算はあるのに

実際に日本にきて撮影するなど、日本の文化をとても尊重してくれているというようなことをいっていましたが

ほんと、そのとおりでした。

雪の中のでの戦いや、お葬式の様子とか

タランティーノ監督なみに、日本映画に特徴的な場面がいくつもでてきて

華麗に再現されているな~と思いました。

 

 

日本人の俳優さんが大活躍です。

 

[以下たいしたことは書いてないながら...内容にふれています] 

殺す必要ないのにな~とか

愛する人を殺してしまったつらさはわかるけれども。。ローガン悩みすぎでこっちまで気が重くなります、とか

ローガンも日本では「ガイジン」って呼ばれた~とか

新幹線の屋根で対決するとどうなるのかがわかったとか...迫力

婚約した身でありながら~といってローガンは真理子さんの婚約者をなぐりますが

ローガンは真理子さんと寝てませんでした? そうか、刃物がしゃきー~んとでてしまって

殺しちゃうかもしれないので、ほんとに隣に寝ただけだったのかもしれないですね?? 

ところどころ007は二度死ぬと雰囲気がだぶります

などなど、いろいろ思いました。

 

また長崎の原爆が落とされる様子が冒頭にでてきますが、

日本兵がちゃんと捕虜を逃すところを米豪合作の映画でとりあげてもらったのは

なにげないけれど、日本兵みんなが冷血ではないのだよと、

日本人(日本兵)のイメージ向上に大きく貢献したのではないのかなと思いました。

 

ローガンをヒュージャックマンとしてみている部分があって

最後に飛行機にのったときは

あっ、これでやっとオーストラリアに帰って少しはゆっくりできるのね、といつのまにか思っていましたw

 

映画としてのできは星3つから3つ半と思うのですが

日本の文化が美しく表現されていたので感謝の意味をこめて0.5星プラスして4つです。

★★★★ 

ABCのAt the MoviesではDavid とMargaretのかわりにコメディアンのJudith Lucyたちがでていて

Judithは「まりことローガンの恋愛は不必要。 だってまりこは12歳にしかみえないし

Wolverineはこわい中年のおじさんだし~」..というようなことをいっていました。

あれはやはりロマンスだったのですね。  まあ、あのキスの仕方はそうですね!?

あきらかにケミストリーはなかった。。。ですね。


出演者のインタビュー http://www.cinematoday.jp/page/A0003760 


ヒューさんはお顔はあんまり好きではないのですけど

多才で本当によい人みたいですよね。 5人兄弟の末っ子。 奥様は13歳年上。

プライベートでも日本に数回きていらっしゃるほどの親日家でもいらして

(Wolverineといえばもう彼しかいないので当然とはいえ)

日本が舞台のこの映画でも主役をしてくださってほんとうれしいでした。

でも役になりきり人でもあるので、The Australia撮影以来、日本は敵だ~とおもっていたり。。。はしないですよね~(^_-)



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