QLD 4000

G'day from Queensland!
オーストラリアで静かに暮らしています。

さようなら電子レンジ

2007-06-28 | --- 3.2 日本
今月はじめに、日本で『ナショナル 電子レンジ、冷蔵庫、衣類乾燥機をリコール』というニュースがありました。

対象となる電子レンジは1988年12月から1993年12月に製造された合計12機種、193万1,740台。

リコール対象になっている電子レンジの製造された期間は、私が豪州に来る直前、実家に電子レンジをプレゼントした時期にぴったりあてはまります。

十ん年前の、豪州に来る直前の日曜日、秋葉原の石丸電気で(当時としては)多機能の電子レンジを買って、使ってね、と実家に送ったものを、今でも使ってくれていたのです。(今なら楽天や価格コムで買うところ、当時はこうやって電気街にいったりしてたんですね。 この頃は新宿もいまほどにカメラ店がなかったときで、秋葉原に行くことがよくありました)

リコールにともない、下記3つの選択肢から、どうするかを選ぶようになっています。

①部品交換など補修を行なう。
ただし、経年劣化などにより部品交換が困難な場合、同等品への交換または一定の金額を支払い、対象製品を引き取る
(修理中は代替品を使用)
②代替品を受け取る(型番の選択はなし)
③1万円受け取る

①から③はすべて、古い電子レンジの引き取り額も無料です。

ということで、どれがいいのかを見るために、
同じ体験をしているかたのWEBを検索したところ
ブログに書いていらっしゃる方が沢山いました。
大多数は ②の代替品を受け取る、を選択していました。

代替品を受け取った方々の感想は
「(使用中のものは壊れている機能があったので)やったね」とか
「安い代物だなーおい!」
「なんだか儲かった気分 」
などなど。

殆どの人は今年でたNE-TZ15A という型番のものを受け取っていらっしゃるようでした。 ということで、満足しているかたが多いようです。

代替品は、今現在実家(どこも悪いところはない)で使用しているものより、
明らかに下のクラスなのですが、一応、代替品になるかもしれないNE-TZ15Aのスペックを母にEmailで送って、現在の電子レンジの説明書に書いてあるものと比較してもらいました。

そんなにいろんな機能も使わないから、
出力ワット数さえ、それほど小さくなければ、と
母は②でいいようでした。

今日の午後代替品がうちに届くということで、
夕方電話しましたところ、
届いたものはやはりNE-TZ15Aでした。

庫内のサイズも小さくなって、ワンタッチで調理できるボタンも減ったし、
そのほかの機能も減って、
ちょっと母にはかわいそうでしたけど、一番使う母が、
火事の心配をしながら使うよりはいいでしょ、と
納得しているようでしたのでOkとしました。

この古いほうの電子レンジ、当時あとから聞いたはなしですが、1999年12月31日、動きをぴたっととめたそうです。
2000年問題にもひっかかってました
それも修理によって乗り越えて、その後も、6年と6ヶ月にわたり、実家の料理をサポートしてきたのですね。
(うちの母は、Hubbyが毎回実家を訪問するたびに感嘆するほどの料理の達人です)

ということで、私の豪州生活とほぼ同じ年月日をすごしてきた電気製品がひとつこの世から姿を消しましたというお話でした。

私の感想としては、代替品のNE-TZ15Aより、リコールの対象品がちょっとでも上級機種である可能性の場合、1万円もらって、自分で満足できるものに買い換えた方がいい、というものです。

そういう、ブログにであっていたら、きっと1万円受け取る方を選び、
価格コムで新しいのを購入していたのですが、
なにしろ、ダウンロードの許容量をこえてしまって、
ブロードバンドの速度をシェイプされたため、
先週まで殆どダイアルアップのスピードで使用せねばならず、
あまりウェブサーフィンもできなかったんですよね。
もっと一生懸命、感想をさがしていれば。。。。

*外出中はいまでもダイアルアップが多いのですが、
家にかえってからもダイアルアップ並みの通信速度、でした。

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