ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

ドロイトウィッチで街あるき

2023-11-27 21:16:24 | イギリスのあれこれ

先週のある平日、久しぶりにドロイトウィッチを訪れました。

ドロイトウィッチは、以前私が住み込み介護で働いていたお宅から、約11kmの距離にあります。

残念ながら私の顧客さんジーンさんは亡くなられましたが、ご主人のボブさん(82歳)とはその後も折にふれて連絡を取り合っておりまして。

泊まりがけの家事手伝い

最後にボブさんと会ったのは、今年の5月、お互いの中間距離にあるテュークスビュリーのガーデン・センターででした。

久しぶりのテュークスビュリー

我家とボブさん宅は90kmも離れていますが、先週は久しぶりに根性を出してボブさんを訪ねることにし、

でもその前に、久しぶりにドロイトウィッチを歩いてみることにしたのです。

だって、ドロイトウィッチ、街並が素朴で、素敵なんだもの~

 

でも、まずは腹ごしらえです。ドロイトウィッチには午前11時頃に到着。

グーグル・マップで目をつけておいた、良さげでお高くないカフェに、ランチに入りました。

 

 

ボードに書かれていた、期間限定らしい “ゴールデン・チャイ・ラテ” と、

“サン・ドライド・トマトとペストとモツァレラのホット・サンドイッチ” を注文。

両方合わせてちょうど10ポンド、1850円でした。ランチが10ポンドでおさまって、嬉しい!

 

こういう昔ながらの商店街って、ほんと歩いていて楽しいし落ち着きます。

 

商店街の突き当たりにある交差点。

この立派な建物はホテルだったようですが、コロナ禍の影響か、現在は営業していないようでした。

その手前の広場にあったのは、SALTWORKERS (塩労働者)の像。ドロイトウィッチは昔、塩産業で栄えたそうです。

 

あちこちお店に入りつつ、素敵な家並の写真を撮って歩きまわりました。(前にも載せたような写真ばかりでスミマセン

 

私はこの国で生まれ育ったわけではないのに、なぜか郷愁をかきたてられるのが不思議。

ランチに入ったカフェ NELLY’S YARD の前を通って、車に戻りました。

 

ボブさん宅には、午後半ばに到着。

奥様を亡くされてからすでに3年半経ちますが、現在も居心地良いお宅で、独居を続けておられます。

下の画像の左下に見えるのがボブさんの足です

暖炉には本物の薪が燃えていました。

昨今は電気やガスのヒーターを暖炉に設置しているお宅が多いので、薪を燃やす暖炉を見たのは久しぶり。

 

私が持参したケーキでお茶にし、おしゃべりをしたあとは、家事のお手伝いと、夕飯の支度。

あまり料理が得意でない私ですが、ボブさんは 「美味しい」 と褒めつつ平らげてくださいました。

ボブさんには50歳代の娘さんが三人いますが、皆それぞれ忙しく、近居でないこともあって、

ほとんど訪ねて来ないそうです。

今年のクリスマスも、三人とも何も言ってこないので、ボブさんにはまだ何の予定もないそうで・・・

ボブさん、穏やかで優しくて本当に良い人なのに、何故・・・!?

 

夕食をご一緒し、後片付けをしたあと、午後7時半、帰途につきました。

きっかり1時間後に、無事帰宅。

もう少し近かったら、もっと頻繁に訪ねることができるんですが・・・

ボブさんが、娘さんのうちの誰かにお呼ばれして、クリスマスを家族と過ごせるよう祈ります。

 

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