出不精の私ですが、少し前に書いた通り、今月キングストンを再訪しました。
ムスメのキングストン大学卒業式のために。
キングストンには卒業式前夜の1泊だけし、卒業式が終わった午後にはキングストンにさよなら。
素敵っぽい町なのでもっとゆっくりしたかったけれど、近くに住んでいないのだから仕方ありません。
大学院の卒業式は、なぜか1月に催されるようで。
そういえば眞子内親王がレスター大学の卒業式に出席されたのも、3年前の1月でした。
(その後婚約された眞子内親王、いろいろあって大変そうですね・・・)
ムスメのレスター大学の卒業式から、1年5ヶ月。
私がアカデミックな場に紛れ込めるのも、(孫の大学卒業式まで生きているとは思えないから)これで人生最後かもです。
でも二度もイギリスの大学の卒業式に出席できたのだからラッキー ありがとね、ムスメ
1月11日(金)の卒業式当日、キングストンの天気は終日曇りでした。晴れなくて残念だったけど、降られるよりはずっとまし!
ビュッフェ・スタイルの朝食後 Travelodgeを出て、まずは700mほど離れたサリー・カウンティ・カウンシルに向かいました。
お役所にはもったいないような、素敵な建物でした。(注: お天気の良い下右画像は借り物です。)
ムスメの在学中、俳優のヒュー・グラントがここに撮影に来ましたが、友達とムスメはタッチの差で彼を見逃したそうです。
ここに来たのは、卒業式用のローブと帽子を借りるため。大学構内でなく、なぜかここで予約しておいたローブと帽子を受け取るのです。
大学よりも卒業式会場に近いからかな?
卒業式用のローブと四角帽、ムスメはレンタルするのに£51払いました。
下の画像の奥のテーブルでは、記念写真の撮影を受け付けています。
一生に一度のことなので、私も申し込みました。最長で4週間かかるそうなので、まだ届いていません。
素敵な建物なので、他の人にならって私もムスメを撮影 ローブ下のワンピはレスター大学のときのと同じものの使いまわしです。
スタジオ写真の撮影を済ませ、つぎは卒業式の会場となるローズ・シアターまで歩きました。
サリー・カウンティ・カウンシルからは600mほど。
ローズ・シアターは街角に溶け込んでいる建物で、外観を撮り忘れたのでまたネットからお借りしています。(だから青空。)
ムスメと私がのちにランチに入ったwagamamaは、道一本隔てただけの、シアターのすぐ隣にありました。
シアター内のカフェ・エリアは、卒業生とその招待客でにぎわっていました。
ちなみに招待料は、招待客1人につき£25です。私の分はムスメが払ってくれました。
カフェのテーブルを囲み、式の開始を待つ学友たちとムスメです。
ローズ・シアターに入ってすぐ、ムスメが私の『招待券』ぽいものをもらってきてくれました。
2階(=日本の、イギリスでは1階)で、席は指定されていないのでどこに座ってもいいようです。
ここで発表で~す! ムスメがキングストン大学で一年間専攻して学士号を獲得したのは・・・ ジャーナリズムでした。
しかもムスメ、必死の努力の甲斐あって、最優秀学生みたいな賞をいただいたんです。でかした、ムスメ!!
ローズ・シアターの観客席は1階・2階・3階と3フロアあって、ステージを囲んで円形に広がっており、
しかも席の列がすべて段々になっているので、前の人の頭が邪魔にならず、とてもよかったです。
私は2階席の最上列の、音響効果か何かをするボックスの脇に陣取りました。
卒業生たちが座っているあたりは私の席からはあまり見えなかったけれど、ラッキーなことにムスメを発見
後で訊いたら、ムスメも私に気づいていたそうです。
下の2枚はローズ・シアター内部の資料画像。★が私が座ったと思われる位置です。
卒業式は定刻の午前10時半にスタートし、お偉い方々のスピーチのあと、卒業生が一人一人右手からステージに登場して
学長さん(たぶん)と握手し、左手に退場しました。パンフレットにすべての卒業生の名が記載されていましたが、
来ていなかった卒業生もいたようで、ときどき名前がとばされました。そのためでしょう、ステージ右手のアナウンス担当者は、
ステージに上がった卒業生からその卒業生の名前が書かれているらしいメモをもらってから、名前を読み上げていました。
ステージ上のムスメです。
賞をいただいたので、握手のあと左手の男性から記念のバッジをいただきました。
レスター大学と同様キングストン大学の卒業式も何日かに渡って行われました。ムスメと一緒に卒業式をした学生は
レスター大学よりもかなり少なく、式は50分で終了しました。観客席を出て階段を下りる途中、ムスメを見つけてホッ。
『式後はリフレッシュメントが用意されているので道を隔てたところにあるキングストン・カウンシルにお越しください』
とのことだったので、行ってみました。面白い円形の建物です。写真を撮り忘れたので、これもネットから拝借。
写真撮影用の小道具があったので、使わせてもらってパチリ。
卒業生仲間とも、またまたパチリ。
レスター大学と違い、ここでは食べものは用意されておらず、シャンペンだけだったのでガッカリ・・・ (下右画像の左は私です、お目汚しシツレイ。)
そのあとムスメは、一番の仲良しだった子と外に出て、恒例の角帽投げをしました。
レンタルしたローブと帽子は午後8時までに返せばよかったけれど、ここキングストン・カウンシルで返却できるそうなので、
手間を省くためランチに行く前に返却してしまうことに。
名残り惜しかったけれど、午後はロンドンに戻るのだし、仕方ない。
2019年1月11日(金)、卒業式のためムスメと歩いた道。老後の愉しみのためレスターでやったように、ここでもUPしておきます。
ムスメ、卒業おめでとう~!
(上の画像は式後のキングストン・カウンシルですぐに購入できたステージ写真で、額なし3枚セットで£30でした。ご参考までに。)
《 1月26日追記: スタジオ写真が今日届きました! 》
卒業おめでとうね!! (←しつこい?)
そういえば私も大昔ですがロンドンでの卒業式に母が日本から来てくれて、二人でホテルに泊まったのを覚えています。
キングストンいい場所ですよね。
カナリーヲルフも懐かしいです。私もドックランド沿いだったのでよく乗り換えに使っていました。
これから娘さんの未来が楽しみですね。
住む場所も就職も決まって、ハナママゴンさんもひと安心ですね。
私も娘さんを応援しています。
見るとブログ主さまは私と同い年のようです。同じ時に日本で生まれて、イギリスで老後を迎えようとしている方もいらっしゃるのねとしみじみしました。
実は我が家の娘もこの3月で大学卒業です。
ローブと学帽はお安くていいですね!うちは卒業式用の袴のレンタルに10万円ほど払いました。成人式の振袖は覚悟してましたが、まさか最後の最後にこんな出費があるとは…。
それにしても、イギリスでは卒業式に入場料が必要というのは面白いですね。何か特別なアトラクションでもあるのでしょうか?
卒業式の様子、引き続きアップされるのを楽しみにしています。それでは
ムスメも「レスターもよかったけれど、どちらかと言われればキングストンの方がいいかな」と言っていました。
とうとう自立してしまったムスメ。
住まいも仕事も獲得してくれて万々歳ではあるのですが、これで本当に子育てが終わったのだと思うと、嬉しい反面寂しいです・・・
チビままさんは、息子クンと一緒にいられる今を、十分楽しんでくださいね
卒業式の袴のレンタル料が10万円ですか! それは高い・・・!
私は51ポンド・・・って、今日のレートで7200円くらいですか、それでも高い!と思っていたくらいなのに。
卒業式への入場料、ムスメが前もって予約し払っておいてくれたので忘れていましたが、そういえば、レスター大学にはなかったような・・・?
記事に書いた通り50分で終わった、特別なことなど何もないただの卒業式でした。
大学の講堂ではなくシアターなので、入場料を徴収されたのでしょうか・・・???
インガルス一家の連載、実はまだ終わっていないんです。
ローラの後半生が残っていますので。
絶対今年中には終わらせたいと思いますので、よろしければまた遊びに来てくださいね!