24時間の勤務を終えて帰宅した夫に
突然に、お掃除のスイッチが入ることがたまにあります。
日ごろはほとんど家事に手を出すことのない夫なのに・・
その上、勤務明けで疲れているはずなのに・・
お風呂の中で急にブラシを使ってごしごしこすり始めたり・・
ちりとりとほうきを持ってあちこち歩き回ったり・・
これって・・取りようによっては
専業主婦の私へのあてつけ?
いえ、実は、違うのです。
夫には、突然、お掃除のスイッチが入ってしまったのです。
緊張が長く続いた後ほど
家へ帰って、急に、そういうことがしたくなるみたいです。
自分のこころを落ち着けたいのかなぁ?と
私は、勝手に思って
「ありがとう!」と伝えたら、喜んでお掃除してもらっちゃいます。
もしかしたら、イチロー選手のしている
ルーティンワークにもつながるのかも?
私の父も同じような24時間の勤務をしていて
朝、帰って来るとすぐに、はたきを持ち出しては
家中の掃除をはじめました。
母は、「掃除のやり直しは、わたしへのあてつけだ!」と言って
しょっちゅうけんかになっておりましたが・・・。
私も、結婚した時に、母と同じように反応して
夫とけんかになったのですが・・。
夫とよく話をしてみてわかりました。
娘を出産したあと、実家へ帰っている時
当時は、まだ布のおむつを使っていたのですが。
新生児は、おむつ替えがしょっちゅうです。
バケツの中に消毒液を作っておいて
ある程度、おむつをためておいてから
1度にまとめて洗濯機で洗うつもりでおりました。
ところが
母は、毎回、毎回、
私がおむつを取り替えるたびに
寒い風呂場へ行って
おむつを手洗いしてくれるのです。
私は、なんだか気が引けて
おむつが出せなくなってしまいました。
私がそんなことをしなくてもよいといくら言っても
母は聞いてはくれません。
昔、姑から言われたこと、辛かったことなど思い出しては
かたくなにそれを守ろうとしているように見えました。
そして、母が風邪をひいて熱を出した時
私は、たまらなくなって
タクシーを呼んで、荷物を全部積み込んで
生後1ヶ月の娘を抱いて実家を飛び出してしまいました。
いま、読んでいる本は
自由への道
1、コントロールできる行動は、唯一自分の行動だけである。
*相手をコントロールしようとしたり、操作しようとすると敵対関係になる。
2、情報をどう処理するかは、それぞれの選択である。
(外界から私たちが知覚するすべてのものは、体内から知覚するものを含め、すべてが情報)
*情報は、無視もできれば、臨機応変に行動することもできる。
3、みじめさの原因は常に、望みどおりにいかない重要な人間関係に対処する方法にある。
4、現在の人間関係が大切!
5、現在の人間関係を正すこと!
6、私たちは、他人を助けることはできるが、他人の欲求を満たすことはできない。
自分の欲求しか満たせない。
7、私たちは、上質世界に入っているイメージ写真を満足させること
によってのみ、欲求を満たすことができる。
8、行動とは、行為、思考、感情、生理反応によって成り立っている。
9、選択を動詞で表現してみる。
例 「私はうつ行動を選んでいる」
「落ち込む選択をしている」
この原理を受け入れることは、外的コントロールの信奉者にとっては居心地が悪い。
10、直接コントロールできる要素は、行為と思考だけである。