心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

捨て子

2020年09月15日 | 雑感・愚見

2019年 中国河南省で

期待する成績を取れなかった12歳の我が子を

母親が路上に捨て去りました。

 

少年は、警察に保護されたのですが

母親は、我が子の引き取りを拒否しました。

 

出来の悪い我が子は、自分に相応しくない?

出来の悪い我が子によって自分の価値を下げられてしまう?

この母親にとって我が子とは何なんだろう?

 

驚愕なのが我が子の引き取りを拒否って、

これはもう酷いを通り越しています。

母親としてだけでなく人として有り得ない。

 

だとしても

日本では、保護責任者遺棄罪で

母親は逮捕となるように思うのですが、

中国では保護責任者遺棄罪に該当する法律は無いのだろうか?

 

なんやかんやと揉めた後で親元に引き取られたとしても

この母親の元で引き続き養育される少年の心が受けるダメージは?

いや、もうすでにもう心に何らかのダメージを

深く負っているに違いありません。

 

私達は、無垢の心で生まれ落ちて

近所のおじさんやおばさん、近所のスーパー、同級生、先輩、

肌で風を感じ、音を感じ、触れる色々な物、

自分が体験する全ての物から影響を受けて

自分の心が形取られていきます。

 

心の生育に一番影響が大きいとされるのが

両親との関係ではあるのですが、

我が子をどのように育てれば良いのか、

どのように接することが良いのか正解は一つではありません。

 

厳しく接しようが、優しく接しようが、

我が子に親の愛情が伝わることが重要かと。

子供は、親の態度が自分の為なのか、

親の都合なのかを敏感に感じ取ります。

 

中国河南省の母親の様な

「私が望むような子でなければお前を愛することはありません。

 私に愛して欲しくば、私を満足させ喜ばせなさい。」

的な接し方は、子供の心に悪影響を及ぼすことは間違いありません。

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



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