心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

宿すもの

2010年01月30日 | 雑感・愚見

大型客船が大海原のど真ん中でタイタニック的に沈没しようとしています。
その乗客には、医師、偉人、大金持ち、宗教家、牧師さん、
ごく普通の民、犯罪者、詐欺師、赤ん坊、
子供、身障者、お母さん、お父さん等、
今まさに、ありとあらゆる人達が海に投げ出されようとしています。

その時、天空から末世に現れ人々を救うと言われている
弥勒菩薩が降りてきました。
しかし、あまりにも人数が多いので一度に救うことが出来ません。
はたして、弥勒菩薩は誰から救って行くのでしょう。
という話を学生の時だったと思うのですが、されたことがあります。

その人は宗教家でも、カウンセラーでもなく、
ごくごく普通の年齢もそう違わない人でしたので、
宗教学的に正しいのかそうでないのか分かりませんが、
その答えは、「自分に近い人から救って行く。」とのことでした。

この人はああだから、あの人はこうだから、
何て言う区別というか、価値評価と言うか、
弥勒菩薩レベルでは、全く意味がないようです。
大きい、大きすぎます。

この菩薩レベルの懐の広さ、愛情の種を、
一人、一人の女性が宿しているように思えてしかたないのは、
私だけなのでしょうか。

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