今日、7月12日に行われたボクシング・タイトルマッチで
村田諒太選手は見事勝利してリベンジに成功となりました。
拳四朗選手の試合放送終了が午後9時。
そこから、次の村田選手の試合まで次々と色々な映像が入り、
時計の針があれよあれよと30分進んだのには驚きました。
こりゃあれだなと、
村田選手が早い回でKO勝利したなと確信したのですが、
試合開始まで30分間ブッ込んだ映像をもっと省略すれば、
清水選手の試合をもう少し詳しく放送できたし、
リングを下りてからの村田選手のインタビューに
もう少し時間を取って欲しかったかな。
前回の試合からブラント選手が村田選手を組み安しと見誤ったのか、
前回の試合では、ブラント選手が打っては離れ、打って回り込み
村田選手のパワーを完璧にいなしていたのに
のっけから打ち合いに出たのには驚きました。
これは、もしかすると村田選手がブラント選手に前回と同じことを
させなかったのかもしれませんね。
あんな風になると前回の両者の試合から考えると、
どちらかの強いパンチがパッコーンって入るとは思えず、
ヒットするのは、そこそこのパンチ。
そして、パンチへの耐久性は、
前回の試合を見れば、村田選手の方があることは明白なので、
あの試合展開になった時点で70~80%の確率で
村田選手の勝利が確定したのではないでしょうか。
それと村田選手の新しいスタイルによって
まるで別人のようだと言われていたので、
それまでとは全く違うスタイルを想像していたのですが、
防御と攻撃の切り替えが早くなった感がしただけで、
プロの眼から見ると大きく変わっていたのかも知れません。
なにはともあれ、村田選手。
色々な面で凄い人だということを再確認です。
それと拳四朗選手は、やっぱり強かった。
拳四朗選手のパンチ力はライトフライ級の域を超えていて、
そのストロングポイントを前面に押し出さずに、
巧みさで勝負しているのが渋い所なんですよね。
拳四朗選手は、三階級制覇も可能な印象ですが、
連続防衛の新記録を狙っているようなので、
複数階級を制覇するのは随分と先の話となりそうです。
それと京口選手との一戦が話題になっていますが、
日本人のチャンピオン同士が削り合うのはもったいないので
両者がもっと外国人の強い選手を片っ端からなぎ倒して
一体どっちが強いのだろうとなる時まで、
私としては反対かな。
拳四朗選手、村田選手。どちらも凄かった。
そして、どちらもおめでとうございました。
それと今月は、14日には亀田和毅選手の統一戦。
21日には、パッキャオ選手と無敗王者のサーマン選手との試合。
本当の怪物、怪物の本家本元パッキャオ選手もピークを過ぎてきて
この相手は、さすがにやばくないか。
パッキャオ選手は、勝つことだけでなく
強い選手と殴り合って勝つことが好きなようで
全く臆することなく決定した試合でした。
確か同じ日、同じ会場であのネリ選手とパヤノ選手の
注目の試合がありますね。
どれもリアルタイムで見たいのですが見れそうにありません。