心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

ロンドン塔

2020年12月11日 | 雑感・愚見

イギリスには、ロンドン塔に常住している

六羽のカラスがいなくなると

イギリスが滅びると言う伝説があるそうです。

 

なので今もロンドン塔には

羽を切られた六羽のカラスが飼われていて

一羽が死ぬと法令ですぐに補充されるそうです。

 

 

どう考えても科学的根拠がない伝説、迷信ですし

賢明なイギリス国民が本気で信じているとは思えません。

 

ただこの伝説を逆から読み解くと

ロンドン塔に六羽のカラスを飼えない位の状況とは

イギリスが滅んでしまう危機的状況にあるのは

間違いないので伝説でも迷信でもなく現実的な話になります。

 

有り得ない話ですが

カラスの部分を国民全員が本気で信じてしまうと

とんでも無いことになりそうです。

 

六羽のカラスの管理を任された人は、

イギリスの首相よりもイギリスの命運を握っているとして

日々の責任と緊張が半端ないことになるでしょうし、


イギリスの繁栄状態がどうであれ

管理者が管理を怠ったりでもしたら

恐怖に苛まれた国民によって

とんでもない目にあわされるかも知れません。

 

大昔ならいざ知らず科学知識と技術が発達した現代で

とんでもなく愚かな認識を持つことなど

間違っても無いと思われるかも知れませんが、

私達の心の中では似たようなことが起きていたりします。

 

 

死ぬかと思うほどの恐怖体験をすることで

同じ思いを再び体験しないために

心に強く恐怖体験を刻み込みます。

 

隣が飼っている犬に襲われそうになった。

隣の犬は狂暴だから近づいてはならない。

からの~

犬は狂暴が独り歩きをして、

全ての犬に恐怖感情を感じるようになる

犬恐恐怖症もその一つです。

 

その他にも

親に愛されるためには私が優秀である必要がある。

親に愛されるためには愚かな人間であってはならない。

からの~

後半の部分が独り歩きして

失敗を極度に恐れたり、

人にどう思われるかの視線恐怖等々。

 

これらは六羽のカラスによって命運が決まると

心の底から信じている状態と

さほど変わらないかも知れません。

 

それらのことを頭でなく心が理解すると

神経症と言われるような精神状態から

抜け出せると思うのです。

 

見て来たものや 聞いたこと

今まで覚えた全部 でたらめだったら面白い

そんな気持ち分かるでしょう♬

 

情熱の薔薇 / THE BLUE HEARTS / USALIVE

 

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