心の扉 神戸カウンセリング花時計

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結婚式の資金

2023年12月15日 | 雑感・愚見

 

1996年 イギリス・ロンドンで

結婚式の資金を得るために

ガソリンスタンドに押し入った男が

挙式当日に式場で逮捕されました。

 

花嫁は、「彼の刑期が終わるまで待つ。」と

泣き崩れたそうです。

 

 

惚れに惚れた新婦に

どうしても素敵な結婚式を挙げたいとねだられたのか、

惚れに惚れた新婦に一生思い出に残る結婚式を挙げて

喜ばせてあげたかったのか、

なんにせよ、その資金がない自分。

 

正直にその資金が無いと言えなかったのか、

その辺の事情は分かりませんが、

最悪の選択をしたことだけは分かります。

 

新婦が「彼の刑期が終わるまで待つ。」と

言ったのが本心からだとしても

犯した犯罪が強盗ですから

情状酌量の余地ありとなれば刑期が10年前後かな、

下手すれば15年以上になったとしたら

刑期を終えるまでに言い寄ってくる男性もいるだろうし、

待てなくてもおかしくはないかなあと。

 

仮にそうなったとしても

それを受け入れるだけの度量ある新郎であって欲しい。

 

でなければ強盗の意味が

新婦の気持ちを繋ぎ止めるための方策でしかなく、

新婦への愛というより

自分可愛さの行動だと捉えられても仕方ないかも。

 

でもまあ恋愛感情は不可思議でユニークなので

そこまで私のことをと捉えてくれたり、

新婦の心の奥深くで生まれた負い目が

愛情だと変換される場合もあったりするので

新婦が刑期を終えるまで待っていることも。

 

で刑期を終えた新婦との結婚生活が

順調に愛を育めれば終わり良ければ総て良しで

めでたしめでたしですが

 

結婚はゴールじゃなくて始まりとも言うので

新婦が刑期を終えて二人が待ちに待った結婚生活が

数年もしないうちに二人の間に亀裂が生まれて

離婚なんてなってしまったら10年以上の月日が………と思うも

 

長い刑期を終えるまで

二人が色々と想像し期待し過ごした日々自体が

幸せな日々となるので無駄じゃないとも

考えられもするので

何が良いのかは二人次第だとは思います。

 

しかし、こんな安易なと言うのか、

惚れに惚れて惚れぬいていた故に

切羽詰まって正常な判断が出来なくなったのか、

 

間違った初手の選択で突っ走ってしまい

波乱万丈、ドタバタ劇と言うのか、

経験しなくて良かったはずの困難を

自ら呼び込んでしまうようなことは

何としても避けたいところです。

 

 

 

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