心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

人格者

2011年07月29日 | 雑感・愚見




イギリスからインドの独立をかち取った

マホトマ・ガンジーの「非暴力、非服従の思想」は、

その後の植民地解放運動や人権運動において

平和主義的な手法として世界に大きな影響を与えたことは

あまりに有名です。



この「非暴力、非服従」これこそ、

言うは易し行うは難しの代表格と言えます。



この方は、一体どれだけの強さを持っていたのだろうか。

いくらそれを分かろうとしても、

私ごときの心の計器では測定不能としか表示されません。



しかも、個人がその思想を正しい道と信じ

実践することもですが、

その思想を大勢の人に賛同を得るとは、

その強さは、スーパーサイヤ人クラスには違いありません。



と、ここまで書いておきながら何ですが、

私は、ガンジーさんは凄い人だなと思っていますが、

特に尊敬していると言う訳ではありません。



と言うのも私にとっては違う領域にいる人、

私が目指す山頂とは異なる山頂にいる人なのです。



数日前に、東京でも同じことがあったのですが、

ある高校生が通う高校の夏休みの課題で、

将来自分がなりたい職業についてのレポートを提出するため

直に会ってインタビューをさせて欲しいとの依頼があり、

その当日、色々な質問の中の一つに

「カウンセラーになれる人はどんな人?」的な質問を受けました。



全く私の個人的な考えですが、

カウンセラーである人が、

自分の心の中に処理し切れていない大きなものを

抱えている場合は、問題ですが、

立派な人であるとか

人格者である必要はないと考えています。



大事なことは、

カウンセリングの場に自分の個人的な価値観を持ち込まないこと。

これが出来れば、後は技術や理論を学び、

そして経験が、自分をカウンセラーとして育ててくれます。


催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


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