「普通、こうだろう。」
「そんなことは、常識だろう。」
人の数だけの価値観の数は存在するようで、
両親、兄弟、友人、恋人と言えども、
人と人が向き合った時は、
何かの相容れない価値観が存在します。
ましてや、
交流を持ち始めた人や、これから始めようとする人に、
互いに違う価値観をあぶり出したものを、
自分の価値観の正しさを相手に認めさせようとしたり、
相手に自分と同じ価値観を持たせようとして、
互いに追及し合うことに意味があるのだろうか。
その人とどの様な関係になることを求めているのかを
もう一度、確認してみましょう。
両親や兄弟に求めているような関係?
親友の関係? 知人の関係? 恋人の関係?
同僚やクラスメイトの関係? ビジネス・パートナーの関係?
ご近所さんの関係?
自分が求めている関係次第によっては、
相容れることが出来ない価値観があったとしても
それはそれとして良い関係が結べるはずなのです。
何か上手くいかないと感じる時、
もしかすると求め過ぎているかもしれませんし、
単に、早急過ぎるだけなのかもしれません。
常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。
―アルベルト・アインシュタイン―
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計