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心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

心理療法においても

2009年12月08日 | 雑感・愚見
前回のブログにて、催眠への多大なる期待について
少しばかり説明させて頂きましたが、
あれは、催眠に限ったものではなくて
心理療法についても同じことが言えます。

どんなに優れた心理療法者であっても、
黙って座ればぴたりと当たるごとく、
来てもらえさえすれば、あなたの悩みはすべて解決とはなりません。

初めて訪れる方に電話で道案内をするようなものかもしれません。
現在、どこにいるのかを良く聞き知る必要があります。
本人自身が、今どこにいるのか説明することが出来ない場合には、
その周りの様子や、どのような経路で、
今いる所まで来たのか等を聞き取り、今いる場所を推察し、
そして、推察したものが現状と合致するかどうかを確認し、
そして、目的の方向を伝え、
必要とあらば必要な選択肢をいくつか提示する。

ナビゲートが上手くなく実行者を迷わせてしまったり、
成功してもらうための強い意識や粘り強さが無ければ
ナビを放棄してしまい実行者は目的地にたどり着けなくなります。
また、ナビゲートする者だけでなく、
実行者の気持ちがしっかりとしていないと、
困難に出会うと、目的地への気持ちが萎えてしまいます。

心理療法者と相談者、ドライバーとナビゲーターが
二人力を合わせて協力することで、
一つの結果を得ることが出来るものです。

心理療法で催眠を活用するにしても、
心理療法だけで進めていくにしても、
一番大事なことは、一歩でも目的地に近付くための力を
提供してもらう必要があります。

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計

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