KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

思い出の四月一日

2022年04月01日 | 俳句
あれ?もう4月になってしまった・・という感じだった。第一・第三金曜日は施設の訪問医の来る日で、昨日、看護師さんが必要な薬があったら・・と言ってきた。カレンダーを見たら、今日がもう4月だった。去年の今頃は考えてもみなかったが、まだ生きている・・

写真は、2014年4月1日、元気だったころの墨堤の桜。満開の墨堤の桜は初めてだった。若い頃は個人でも行ったし、俳句を始めてからはその季節にも百花園へは句会で始終行っていたので通ったことはある。でも、満開・・というのに出逢ったことがなかった。この日は、「満開」と私の都合と晴天の平日、がぴったり合った運の良い日だった。

先ず百花園へ。年に5回は句会で行く所だが、写真撮影を目的に行ったことはなかった。何十回も行ったのにデジタル一眼持って・・は初めてだった。


百花園だから、花もかなり撮っている。その一部。
イカリソウ(碇草)
タンポポと土筆
バイモ(貝母)
ケマンソウ(華鬘草)

向島から電車で浅草へ。平日でも人は多いだろう、とは予想していた。多摩の田舎の桜名所とは訳が違う。上野と並ぶ、大江戸の桜の名所の墨堤なのです。
ともあれ、♪春のうららの隅田川、上り下りの舟人の・・♪


しかし・・日本人の多いことは予測出来ても、田舎者の私は、中〇人の団体が凄まじく多い、ということは予測になかった。浅草寺周辺は、あの喋り声がうるさい・・邪魔・・歩道いっぱいに横列になって歩いていて、日本人は車道へ出て命がけで彼ら・彼女らとすれ違わねばならない。
他国の外国人も多かったけれど、団体ではないから、傍若無人ではない。仲見世通りなんかとても通る気分になれないくらい、彼らで溢れていた。多摩の田舎者は、疲れましたですよ。
浅草寺のお詣りもそこそこに・・


今朝、いつものように朝日新聞(デジタル版をスマホで読んでいる)の「天声人語」を真面目に読んでいたら、何だか内容がおかしい。え?確か新しいナントカ省だか出来るという話を書いている筈・・と、最初に返って読み直すと新しい役所の名が「国民傾聴省」とある。そんなのある訳ないでしょ、岸田さんがいくら耳を傾ける人といったって・・と読み進めたら、最後に「きょうはエイプリルフール」ですって。新聞だから、と、安心しきって最初のナントカ省、を読み飛ばしたせいで、半分騙された。悔しい。

独裁者にもあるエイプリルフール  KUMI
コメント (4)
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