木村伯龍のひとり言

大阪のミナミはアメリカ村の占い師の日記

外を見て、内を見ず!

2007-10-07 20:54:46 | Weblog

ある中年のご夫婦が仕事の事で相談に来られて、これからの展開について占っている時に、ご主人さんの左眉の上、福堂の上より山林の場所辺りに赤黒なった色が有り、反対の右眉の真ん中より上にも赤黒の色があるので「貸した金が戻っていないか?売上金の支払いがまだ手元に来てないか?そんな色があるのですが」と言うと「実は、父親の代からの付き合いで取引していた会社が有るのですが、一千万円の不渡り手形を貰って資金繰りが大変です」と言いました。「結婚式にも来て頂いたし、家族ぐるみでお付き合いしていたのに、会社が潰れると分っていながら、振り出した手形なので実に残念です」と今度は奥さんが言うので「あなた方は外を見て、内を見なかっただけです!」と言うと「どういう事ですか?」と聞くので「人を騙す詐欺師でさえ、お金に余裕があるときは、とても良い人で、お金が無くなれば人を騙します。人を騙す、騙さないは人柄とは関係なくて、その人の置かれている状況が問題に成るだけで、相手の支払いが 時々遅れるようになり、悪い噂が耳に入って来た時に、黄色の信号が点滅を始めたのですから、きっちりと相手の会社の経済状況を調べなくてはいけなかったのです。相手の人柄や、今までの信用を鵜呑みにしたので信用していたのでは、お金儲けは出来ません。かと、言っても 信用しないと長い付き合いは出来ません!内と外と見比べて行く事を学んだだけ良かったと思います」と言うと「私達も良い勉強になったと言っています」と笑って言ったのでホッ!としました。


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