木村伯龍のひとり言

大阪のミナミはアメリカ村の占い師の日記

博才(ばくさい)について!

2007-10-15 19:56:52 | Weblog

私は、自分が博打の才能の無い事は、高校生の頃見た占いの本の中に「顔の権骨(頬骨)の所に黒子の有る人は、博才は無い!」と書いてあったので、社会に出ても、競馬をしないで置こうと思っていました。でも、パチンコに どっぷりはまって、大変な目に遭いました。その時のお話です。
パチンコ屋さんに通い続けるとそれなりに、友達が出来て仲良くなるものですが、私も何人かの友達が出来て、その内の一人が、俗に言うパチプロの人で 私が負けた分はみんな彼が勝って持って帰っていました。また、その頃一人暮らしをしていたので部屋にも良く泊まりに来ていました。お仕事が休みの日、彼と朝早くからパチンコに行きました。パチンコ屋さんに入ると彼は、二台のパチンコ台を指差して「どちらを打つ?」と聞きます。「右」と言うと「これは、左の方が出るのに!」と言います。それで同時に打ち始めると、彼の方に当たりが来ます。いつもこの様な調子で、私の思う方とは反対の方が来て、彼はその度に「エッへん!」とばかりに、こっちらを見ます。・・・並んで打っていると「○○番台に行って、打つと良いよ!」と列の端っこや列の反対の台を言います。私が面倒臭いと動かずに打っていると、他の所から回ってきた人がその席に座って、すぐ当たりを出します。
それで、ある日彼に聞いたのです。「朝と言い、今と言いどうして当たりが来るのが分ったのか?」と聞くと、何気ない顔をして「見ていると当たりが来そうな気がするだろ!」と言いました。「私には、それは無い!」と言って「それが博才だな!」と言うと彼は「そうかも知れないね!」と言いました。そんな気がする人は強気で、気がしない人はおやめに成った方が得策だと思います。
・・・彼のアドバイスが「木村さんは、お店に入ると、すぐに座ってパチンコを打とうとするから良くないよ、ぐる~と、お店を一回りして見て、一番ツキの無さそうな人を見つけて打つと良いよ。出ない台の横はたいがい出るから!」と教えてくれました。
・・親切で教えてくれたのは良いのだが、彼は、いつも私のそばで打ちます。


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