この時期になると赤い羽根共同募金が回覧板で案内されていると思います。計画募金と呼ばれ一世帯あたり500円とか金額が決まってるアレです。金額が決められ班長が各戸に徴収しに来たり、各戸を回るのが面倒だからと言って自治会組織から一括歳出しているなど悩ましい実態が挙げられている募金と呼ばれる集金です。その集金の窓口となる組織で着服事件が発覚したそうです。
こんな杜撰な組織に計画募金との名目で金を徴収させる実態が狂っているのです。本当の募金ならば個人意志で成り立つものであり金額に縛りを設ける事はありませんから。
滋賀・湖南市社協で女性嘱託職員着服か 利用者通帳から210万
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20161004000152
滋賀県の湖南市社会福祉協議会は4日、認知症高齢者や知的障害者から通帳などを預かって金銭管理のサービスを行う地域福祉権利擁護事業で、約210万円の使途不明金が見つかったと発表した。同社協は、生活支援を担当する40代の女性嘱託職員が着服したとみて甲賀署に相談しており、業務上横領の疑いなどでの告訴、告発も検討するとしている。同事業の利用者の通帳から決済書がない不審な入出金があることが内部調査で分かり、担当の嘱託職員が10万円をカードローンの返済で一時借り、7月にボーナスで返したことを認めた。その後の調査で、他の利用者4人の通帳から今年1~9月に20回ほど計約200万円が引き出され、戻されていないことが分かった。被害に遭った利用者は認知症高齢者や知的障害者、精神障害者の20~90代の男女5人。被害の全額は同社協が補償し、再発防止策を練るとしている。同社協の谷康彦会長は「今年に入り決済書がある分だけ通帳を確認するなどずさんな管理が続いていた。信頼、信用を損ない市民、利用者にご迷惑をかけた」と謝罪した。