今だから…昭和さ ある男のぼやき

主に昭和の流行歌のことについてぼやくブログです。時折映画/書籍にも触れます。

必殺シリーズ主題歌の思い出

2006-03-07 21:58:02 | その他

5~6年前、時代劇に凝っていた時期があった。
萬屋錦之介の「破れ奉行」、大川橋蔵の「銭形平次」、杉良太郎の「大江戸捜査網」
あたりが私のお気に入りだった。
しかし、別格が二つほどあった。渡辺謙の「御家人斬九郎」と必殺シリーズだ。

必殺シリーズ、
はぐれ物のドラマは「木枯らし紋次郎」ほか多々あるが、このシリーズには及ぶまい。
未だに忘れられないのは「必殺必中仕事屋家業」「必殺仕置人」「必殺からくり人」。
どれも社会批判も込められた弱者のドラマだった。
そして、主題歌がまた泣かせる。
有名なのは西崎みどり「旅愁」(暗闇仕留人)、鮎川いずみ「冬の花」(必殺仕事人III)だろうが他にも名曲が多い。

♪しらけた季節の匂いがするわ~ 何ともけだるいムードを醸し出し、ドラマのどこか殺伐とした空気とマッチしていた「さざなみ」(西崎みどり・必殺仕業人)

シリーズ唯一のウエスタン歌謡曲、必殺シリーズ主題歌第一弾。「荒野の果てに」(山下雄三・必殺仕掛人)

頭の中には中尾ミエ(必殺シリーズでは泣かせます)が浮かんで泣かせる「夜空の慕情」(小沢深雪・必殺必中仕事屋稼業挿入歌)

チンピラ男の悲劇を歌うは川谷拓三、泣けない訳が無い「負犬の唄」(必殺からくり人)

必殺シリーズ主題歌集、どこかCDで出しませんかね?
コンピにバラバラで収録されてはいますが、ぜひ纏めて欲しいです。

個人的な必殺シリーズ主題歌ベスト10
やがて愛の日が
2望郷の旅
3さすらいの唄
4さざなみ
5あかね雲
6夢ん中
6旅愁
8負犬の唄
8荒野の果てに
10月が笑ってらあ
10瞬間の愛
10冬の花