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ホテイアツモリ輝く 絶滅危惧種復活の兆し

2011-06-20 16:26:02 | 店長の日記

【北海道新聞 6月4日 朝刊】

 芦別・崕山で登山会


▲入山規制から12年を経て、ようやく回復しつつある崕山のホテイアツモリ=19日

【芦別】高山植物を保護するための登山客の入山を規制している芦別市の崕山(きりぎしやま)(1066㍍)で19日、特別に入山を許可するモニター登山会が開かれた。山頂近くでは絶滅危惧種に指定されているホテイアツモリなども見られた。
 入山規制は、踏み荒らしや盗掘で激減した高山植物を本来の姿に戻そうと、同市などでつくる崕山自然保護協議会(山岡桂司会長)が1999年から実施。全道的にも珍しい取り組みで、毎年6月に数回、事前申し込みの登山会を行っている。
 登山会には25名が参加。一時はほとんど姿を消したラン科のホテイアツモリが復活し鮮やかな深紅色の花弁を付けた20株ほどが確認できた。
 薄紅色のアズマギクやピンク色のコザクラなども初夏の日差しに輝いていた。
東京から参加した竹内晴美さん(65)は「岩肌が荒々しい山頂とかれんなお花畑が対象的で、神的でした」と感動していた。



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