山野草・高山植物・宿根草の専門店 「八剣山園芸」

北の大地、北海道より四季折々の花の情報をお届けします

お知らせ

数あるお店の中から当店をご覧いただき誠にありがとうございます。/ リストの有効期限は平成25年9月~平成26年6月です。 /●現在、通信販売担当者が長期入院、加療中につきいったん通信販売を休止いたします。再開予定は今年の10月~11月です。 (注文・予約は通常とおりお受けいたします)/当店ではペーパーカタログの発行は行って居りません

シーボルトとアジサイ

2010-08-30 17:54:25 | 店長の日記

小さな花が固まってボールのようにみえる「アジサイ」は江戸時代末期にできました。

当時は外側にぽつんぽつんと花がつくものとガクアジサイと呼ばれる山紫陽花が主流だったため今、見られるこんもりとしたアジサイは突然変異でできた変わ種と思われてきました。

それを当時の愛好家が品種改良を重ね全国的にブームになりました。

当時、長崎に来ていたシーボルトはこれを新種のアジサイと学名をつけました。「ハイドランジア・オタクサ」

実はこのオタクサは医学者であり動物学者のシーボルトの「愛人」のお滝さんからとったものです。

自分も品種改良した花に誰かの名前つけようかな(笑)


キアゲハの幼虫

2010-08-26 20:15:25 | 動物たち・虫たち



ハマボウフウの葉がボロボロです。

芋虫=キアゲハの幼虫をたくさん見つけました。

数えてみたところ、この株だけで、大小含めて10匹弱の幼虫がいました。

キアゲハの食草はセリ科の植物。

いつの間にかこの鉢に卵を産み付けられたようです。

羽化するまで観察しようと思いました。

が、少しかわいそうですが駆除しました(汗)。



成虫はユリ科の植物を好むようです。

残暑の虫捕り、虫観察にはいい季節です。




ハマボウフウ(浜防風) 
Glehnia littoralis セリ科ハマボウフウ属
カムチャツカ半島以南、日本では北海道から南西諸島にかけて分布。
海浜や防風林に自生する海岸性の多年草。山菜として食用にするほか、漢方薬・民間療法薬として利用される。


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おしゃれイズム 国分太一と道端の野草食べ歩き

2010-08-24 01:12:41 | 店長の日記

一昨日放送された『おしゃれイズム』

自宅でハーブや野菜を育てているというゲスト、TOKIOの国分太一さん。

そこで、都内に生えている食べられる野草を探すロケに、MC藤木&森とともに出る。
場所は四谷、六本木、東京タワー前など。

岡本信人さんが野草ガイドとしての地位を確立していたことに驚きました。
てっきりNHKと珍百景だけかと思っていました(笑)



※『おしゃれイズム』は、日本テレビ系列で、毎週日曜日22:00 - 22:30まで放送されているトーク番組
レギュラー出演:上田晋也(くりぃむしちゅー)、森泉、藤木直人
ゲスト:国分太一(TOKIO)
その他:岡本信人

▽野草のスペシャリスト・岡本信人の著書


道草を喰う (ぶんか社文庫)/岡本 信人 ¥650

 野草で楽しむ散歩術/岡本 信人 ¥1,260

 

 
まずは野草のプロの岡本信人さんを迎えて…

①クローバー

国分さん:「え~っ!クローバーって食べられるんですか?」


②次はスイバ(酸っぱいそうです)

「なんか野菜っぽくなってきた」

「苦っ!」

下の方の葉っぱだったようです

「ほんとにプロですか?」
 
苦かったので?、ツッコミを忘れずしてました

岡本さん:「じゃぁ、お口直し」

「ほんとにあるのかなぁ?お口直しが~」

と、いうことで、


③アカザ科のシロザ

ほうれん草と同じ仲間だそうで

国分さん:「味も似てるんですか?」

岡本さん:「味は似てません」

国分さん:「味が似てて欲しいのに!」
 
岡本さんが持参したお味噌を付けて食べることに

国分さん:「美味しい!」

藤木:「これが美味しいのか、味噌が美味しいのか…」

食べてみる藤木さん
 
「美味しい」
 
「全然、葉っぱにクセが無いんですよ」

「だからね~、味噌がこう~すごく伝わってくる」
 

④次はツユクサ

国分さん:「美味しい!」

「美味しい?」

「何も付けずに美味しい?」


⑤次はオオバコ

よく見る雑草で、人間が靴の裏に踏みつけて、その種が他の土地で増えるらしい。


これは…食べたくないよね

生えてる場所がね~

国分さん:「濃縮されたルッコラみたいな…」 

「おっ!オシャレな!○○おしゃれイズム、なってきたよ!」
 
「ルッコラ?」

 「これは泉ちゃんもさぁ、食べ慣れてる味じゃない?」

食べて、すごい顔になった泉ちゃん

泉さん:「キノコの味がする」

マッシュルームの味に似てるそうです。

そして、東京タワーの目の前に移動

⑥そしてタンポポを発見



これも生えてる場所が~

苦味味があって大人の味だそうです。

この味は国分さんも、苦いけどGOOD!

マヨネーズやシーザードレッシングを付けて食べる事に。

たっぷりドレッシングを付ける直人さん

「天ぷらの衣みたいになってる、これっ!」
 
「あなたが自分で付けたんだよっ!

そして、パクッ
 
「うん!美味しい!このドレッシング~」
 
ハイ!お約束の発言ですね(笑)

 

次は六本木ヒルズの目の前。

最後はお花

⑦コヒルガオだそうです

「泉ちゃん!お花だよ!」

ほんのり甘みがあるそうです

国分さん:「ほん~のり!ですよ!」

食べてみる藤木さん
 
国分さん:「藤木さんが六本木で花、食ってる!」

「甘い!」

国分さん:「甘いっすか??」

「あの~、ここまで食べたでしょう!」
 
と、ガクのところを指す直人さん

国分さん:「あ~、そこだ~!」

岡本さん:「ここはね~、苦いんですよ!」


国分さんは、話が上手でしたね。

楽しいおしゃれイズムでした。

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嫌われ者?秋の野草・セイタカアワダチソウ

2010-08-23 14:16:41 | 店長の日記

暑い夏ですが、秋の野草のセイタカアワダチソウがぐんぐんと背を伸ばしてはじめていました。
まるですすきとと背比べをするように。

札幌の郊外、豊平川の上流の河川敷で見た華やかな黄色の花は、草原の中でも一際目立ちます。 


○セイタカアワダチソウ〔キク科アキノキリンソウ属〕

北アメリカ原産の多年草です。
和名の由来は、同じ属のアキノキリンソウの別名であるアワダチソウよりも草丈が高いことによります。

日本では切り花用の観賞植物として導入された帰化植物(外来種)であり、ススキなどの在来種と競合します。

戦後、西日本から急激に広がり、一時は悪名を関東にまでとどろかせましたが、現在は鎮静化しているようです。

原因は根から分泌される cis-DME と呼ばれる化学物質で、周囲の植物の成長を抑えますが、この種だけになると自家中毒を起こして自分が衰えるのだそうです。


 一説によると、戦後、進駐軍が持ってきた植物ではなく、戦前から、一部で観賞用に栽培されていたようです。

また養蜂業者は、晩秋の花の少ない時期の「蜜源」として利用しています。
北九州では「閉山草」とか「ベトナム草」とも呼ばれます。
炭坑の閉山が続いた時期や、ベトナム戦争のころに目立つようになったためと思われます。

ここ20年ほど前から北九州を起点として一方は南下し、他方は北上していまやこちら、札幌の郊外にまではびこるようになりました。

 原産地のアメリカではゴールデンロッド(金の鞭)といい、アラバマ州などの州花になっています。

アメリカには花粉症患者が多く、早くから研究されていますが、セイタカアワダチソウは花粉症の原因とは考えられていません。

花粉症の原因になるブタクサやクワモドキは、いずれも風媒花で、とげの低い球形の花粉が風に乗って飛びますが、セイタカアワダチソウは虫媒花で、花粉は金平糖のような多くのとげがあって、虫にくっついて広がり、風ではあまり飛ばないのです。
(週刊朝日百科「世界の植物2」より。)


たしかに、この河川敷ではススキも見られますが、放置しておくと、やがてセイタカアワダチソウに駆逐されてしまうのでしょうか?
ちょっと心配です。

 


○ススキ


○アキノキリンソウ

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毒草ばかりの異様…シカ食害で奈良の山

2010-08-22 17:05:35 | 店長の日記

2010年8月22日(日)12:46(読売新聞)

 冬の霧氷などで知られ、登山客らに人気のある奈良県御杖村・三峰山(1235メートル)で、猛毒で知られるトリカブトの仲間「カワチブシ」(キンポウゲ科)の花が山頂付近の草原「八丁平」に咲き始めた。

一帯には「バイケイソウ」(ユリ科)や「アセビ」(ツツジ科)など、毒性の強い植物の群落が広がる。

近年になって増えている野生のニホンジカの食害が原因とみられ、同村の職員や研究者らは「このままでは、草原が毒草だらけになる」と危機感を募らせている。

 かつては湿地だった谷状の草原中心部には、スズタケ(イネ科)やリンドウ(リンドウ科)、オミナエシ(オミナエシ科)、ヤマシロギク(キク科)など多様な植物が生育していた。

しかし、今では有毒植物をはじめ、イネ科やカヤツリグサ科、イグサ科といった草食動物の食害に強い種類に限られている。

登山者からは、開花期に異臭を放つバイケイソウなどを前に「毒草ばかりで異様な光景」と嘆く声も上がる。

三峰山は日本山岳会が選定した「日本三百名山」で、村では霧氷のほか、春のゴヨウツツジを目玉に観光PRをしているだけに「イメージダウンは大きい」と困惑、産業建設課の古谷嘉章主任は「過去の状態と比較できる調査資料もなく、具体策が浮かばない」と頭を抱えている。

 奈良県内のニホンジカの生息数は4万7000~9万3000頭とみられ、宇陀地域や吉野を中心に増え続けている。

奈良植物研究会の御宮知伸彦さんは「食害によって短い下草だけが残り、日照量が増えることで草原の乾燥化が進む。
その結果、低、中高木が育たなくなり、有毒植物がさらに増えて植生が変わってしまう」と指摘している。

 同じ台高山系で上北山村の大台ヶ原(1695メートル)でも同様に問題化しており、シャクナゲの花芽まで食べられる深刻な事態に。

県大台ヶ原管理事務所の田垣内政信さんは「ブナなどの苗も食べられ、次の世代の木々が育たなくなるため、駆除や防護ネットの設置などで対応している。

八丁平は大台ヶ原に比べて範囲が狭いので、駆除の効果が期待できるのではないか」と話している。

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近年、北海道の道東や日高地方にもエゾシカの被害が多くなってきているようです。

関連記事 http://blog.goo.ne.jp/hakkenzan/e/0814c2fc81318dfeb488415d86d2c07e


おもいっきり!ばんけい夏祭

2010-08-16 09:54:56 | お知らせ・出店予定

終了しました

【期間】8月13日(金)~16日(月)4日間連続開催

【場所】札幌市中央区盤渓410番地ばんけいスキー場

【縁日コーナー営業時間】10:00~17:00(14日は19:30まで)

【主催】さっぽろばんけいスキー場 TEL(011)641-0071
http://www.bankei.co.jp



●14日(土)花火開催

 

○縁日コーナーヨーヨーすくい、くじ引き、ちびっこ縁日、ふわふわすべり台…
※当店は縁日コーナーにて、夏咲きの山野草等をご用意致します。

○飲食コーナーかき氷、焼き鳥、焼きそば、唐揚げ、フライドポテト…

○野菜収穫体験

○ばんけいマルシェ野菜即売会

○まるごとばんけい向上委員会 展示・販売会 [染物・陶器・野菜・木工]

○野外バーベキュー

○お子様パークゴルフゲーム

○ばんけいストラックアウト



○スイカ割り

○パークゴルフ

○ノルディックウォーキング

 

夏休み最後の思い出に、ご家族お揃いでぜひ、お越しください!!


トンボに似た虫

2010-08-09 14:44:51 | 動物たち・虫たち

窓を開けるとトンボが部屋に飛び込んできました。


あれ?

よく見るとトンボではありません?

 

アリ地獄の成虫の「ウスバカゲロウ」でした。

珍し~。

過去に数回しか見たことがありません。

セミと同じで数日しか寿命がないらしいです。

写メを撮って逃してあげました。


夏は虫が多くなる時期です。

クワガタ、コガネムシやカミキリムシ、ハネアリや蛾…

夜になると電灯に寄ってきます。

この話題、苦手な人が多いですね。


失礼しましたぁ(・・。)ゞ

 

●ウスバカゲロウの幼虫の巣「アリ地獄」

●こちらが本物のトンボです(笑)

 


 


狂い咲きのカシポオキナグサ

2010-08-03 16:44:21 | 店長の日記

カシポオキナグサが2度目の開花です。

本来は雪解け後にまもなく開花するものです。

が、今年の5月の寒さ、6月後半からの暑さのせいなのか…

写真の通り、2度目の開花状況はあまりよくありません。

おそらく種も付かないでしょう。

ヒトツバオキナグサもそうですが、樺太産のこれらの植物は、夏から秋にかけてよく狂い咲きしますね。

 



■カシポオキナグサ(樫保翁草) Pulasatilla sugawarai Miyabeet Tatewaki 
〔キンポウゲ科オキナグサ属〕

従来、南樺太特産とされていたが近年北樺太から初めて確認され、前説がくつがえされた。
旧記録の原産地とされた樫保岳のカシポオキナグサは既に絶滅されていることが確認されている。
ルイコフイチゲ等と共通して雪が消えるとすぐに開花する。


《通信販売のリスト/キンポウゲ科》
http://blog.goo.ne.jp/hakkenzan/e/a38881ac7d7bf17c261d4f9c5cc1f9b0


スイートコーン

2010-08-02 20:19:16 | 店長の日記

8月に入って爽やかな天気です。

ようやく北海道らしい夏を迎えたような…

ビアガーデン関係者も大喜びでしょうね~(笑)

 

もぎたて、ゆでたてのとうもろこし!

夕方、ご近所の方より頂きました。

さすがに、初物は甘くておいしいです!

とうもろこしは収穫して調理されるまで生きていて呼吸をしているのだそうです。

呼吸をするためのエネルギーとして糖分が使われます。

その結果、とうもろこしは時間がたつにつれて甘みがどんどんなくなるのです。

なので、もぎたてが一番甘く、おいしく食べられます!

これから、まだまだ旬のとうもろこしを食べる機会がありそうです!

 

ちなみに以前の写真ですが、札幌大通公園の「とうきび(とうもろこし)」と「じゃがバター」

茹で、焼きとうきぎの半分にじゃがバターが1個付いて300円
 
出来たてのほかほかをその場で食べると、とても美味しいです。