今朝、午前8:30の気温は16.4℃
雲も少なくなってきて、はっきりとした青空になってきました。
・八剣山:標高498m
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昨日、近くの果物の直売所からプルーンを買ってきました。
うん。甘酸っぱくておいしい!!
ジャムやドライフルーツではおなじみのプルーンですが、生でも食べることができるって知ってましたか?
甘酸っぱい香りと、ジューシーな生プルーンはとっても美味しいです。
収穫期が短いので生で食べることができる生のプルーンはとっても貴重らしいです。
プルーン(学名:Prunus domestica)は、バラ科の果樹。またはその果実を乾燥した食べ物のこと。
和名はセイヨウスモモ。食物繊維や鉄分など栄養が豊富。
以下、プルーンのうんちく
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【プルーンとは 】
すももの一種で、原産地はコーカサス地方。英語ですもものことを「プラム」と言い、乾果に適し、肉質が締まり、果汁の少なく、甘みに富んでいる種類を「プルーン」と呼んでいます。
市場では西洋スモモの総称となっています。
ドライプルーンとして輸入されることも多いのですが、生の旬は7~9月。
日本での栽培は、高温多湿で病虫害にかかりやすいので、栽培が容易ではありませんが、美容健康食として見直されてきており、比較的雨の少ない長野県、青森県、北海道などで栽培されています。
近年、生のプルーンも店頭に並ぶようになりました。
コーカサス地方では、「命の果実」と呼ばれ、欧米でも、「ミラクルフルーツ(驚異の果物)」といわれています。
自然食療法として、貧血、便秘に用いられ、ヨーロッパでは古くから栽培されており、朝食にプルーンを食べる習慣があります。
【歴 史】
その歴史は古く、ローマ帝国初期の学者であり政治家のプリウスが著した「博物誌」にプルーンが栽培されていたこたが書かれており、 2000年の歴史があると言われています。
原産は西アジアのコーカサス地方で、当初は乾燥プルーンが、隊商の携帯食としてヨーロッパに持ち込まれました。その後、南フランスで栽培され「フレンチプルーン」として広まりました。
そしてアメリカ大陸発見後、ヨーロッパの移民がプルーンを持ち込み、1855年フランス人のルイ・ペリエがカリフォルニアにプルーンを移植し、その後品種改良を繰り返し現在ではアメリカの生産量が全世界の3/4を占めるまでになっています。
プルーン(西洋スモモ)の日本への導入の歴史についてははっきりしていません。
江戸時代後期の天保元年(1830年)に刊行された『本草図譜』に「青皮李」(アオカワスモモ)の名が残されていますが栽培はされてなく、一般的には明治時代の初期にヨーロッパやアメリカから伝わり、わが国のプルーン栽培が始まったとされています。
【栽培の概況 】
プルーンは統計的にスモモの中で扱われる場合が多く、プルーンだけの栽培状況をつかむことは難しい(世界の場合も、日本の場合も同じ)現実があります。
世界における主産地は、圧倒的にアメリカ(カルフォルニア地方)が多く世界の70~80%を占め、他に原産地である黒海、カスピ海沿岸のウクライナ、カザフ、ルーマニア、ブルガリアや地中海沿岸地方で優秀な乾果が生産されています。
日本における栽培状況は、明治初期にヨーロッパやアメリカから導入されましたが気温が高く雨の多い日本では栽培に向かずあまり定着しませんでした。
比較的栽培に向く東日本の一部に若干残った程度でしたが近年の健康食品としてのプルーン人気で需要が拡大し品種改良も進み栽培が広がってきています。
日本でプルーン栽培が増えてきたのは1970年代後半から80年代かけてです。
プルーンの花。
【北海道のプルーン生産量】
全国の生産量は約3,330トン(H11)、その内377トンが北海道で栽培されています。
北海道の栽培面積は、約53ha.(H11)主な産地は仁木町、余市町、森町です。
【プルーンに多く含まれる栄養成分】
鉄分
カリウム
食物繊維
ビタミンA