山野草・高山植物・宿根草の専門店 「八剣山園芸」

北の大地、北海道より四季折々の花の情報をお届けします

お知らせ

数あるお店の中から当店をご覧いただき誠にありがとうございます。/ リストの有効期限は平成25年9月~平成26年6月です。 /●現在、通信販売担当者が長期入院、加療中につきいったん通信販売を休止いたします。再開予定は今年の10月~11月です。 (注文・予約は通常とおりお受けいたします)/当店ではペーパーカタログの発行は行って居りません

豊平峡温泉

2011-08-27 22:30:54 | 店長の日記

今日の札幌は最高気温29℃。
しかし…秋の気配が漂いはじめました。
ホントに秋の気配をひしひしと感じる今日この頃です。
朝晩はもう涼しい…どころか、寝室の窓開けっぱなしで寝ていたら朝が寒い!
風邪ひくよ!





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日々の疲れを落とすべく豊平峡温泉へれっつご~
当園から車で10分。札幌市街地から車で一時間ほど。



源泉かけ流しの温泉ということで地元人の間では有名ですが、
ここが人気なのは何といってもおいしいカレーが食べられるからです。
温泉でカレー。何というミスマッチ。しかし、なんという意外性。

建物の入口に入ると、左手にいきなり食堂。
インド人の店員さんがタンドールでナンを焼いています。


ショーウィンドゥのターバンやピタナンなど他のメニューもおいしそう。

全国的にも珍しい源泉100%の温泉に
勝るとも劣らないカレーはこちら。
 

▲チキンカレー(中辛)ナンも付いて 700円

チキンは固まりが四つほど入っています。
パリっとした表面とやわらかい食感がたまらない巨大なナン

  

早い、安い、うまいの三拍子そろったカレー屋が、こんな山奥にあります。
入浴料は1000円と日帰り温泉の中では高めですが、
泉質も良いし、インドカレーも楽しめるのでなかなかに魅力的。
身も心もお腹も満たされて幸せになって来ました

■豊平峡温泉・北インド料理 ONSEN食堂
札幌市南区定山渓608番地
011-598-2410
http://www.hoheikyo.co.jp/frame-top.htm
営業時間 10:00~22:00
定休日  なし
メニュー チキンカレー  700円 
ナスとトマトのカレー    800円
タンドリーミックスグリル 1550円など

■豊平峡温泉のブログ
http://ameblo.jp/hoheikyoonsen/


イワウメ科

2011-08-27 14:58:42 | リスト/イネ科・イワウメ科

イワウメ   1,050円 9cmポット 大きな梅に似た花を付ける。秋の紅葉も美しい。

イワカガミ    1,050円  北海道南部~九州に分布。常緑の多年草 葉は円形で質が厚く光沢がある。 ピンクの花。   

コイワカガミ  品切れ 1,575  箱根産。

イワウチワ  品切れ  淡紅色の花は清楚。


イグサ科・イネ科・カヤツリグサ科

2011-08-27 14:54:10 | リスト/イネ科・イワウメ科

◆イグサ科


ラセンイ(ユンカス・スパイラル) 630
円 10.5cmポット。 原産地北半球。畳表などに使うイグサと同じ種。茎かららせん状に育つ珍しい種。花は茎の中央あたりに褐色で放射状に咲く。

◆イネ科


斑入フウチソウ  525円 本州中部。黄色縞斑。草玉はもちろん寄せ植えなどにもおすすめ。明るい湿地で育つ植物なので水を切らさないようにする。

ベニチガヤ  630円 日本南部、朝鮮。草丈20~30cm。赤褐色の美しい葉。日向の庭植え、鉢植えにも向く。

ヒメカルカヤ(オキナワカルカヤ)  420

斑入イトススキ  630円  ススキの変種で葉が細い。葉の緑に白い縞が入る。


シマススキ  630円 縦縞斑


タカノハススキ (ヤバネススキ) 630円 葉に段々の矢羽型の斑が入る。庭上植えなどに人気。

宿根ヒメコバンソウ 420

 
◆カヤツリグサ科

黄金スゲ  420円 黄金色の丸い実が美しい。 


ヒメワタスゲ 525円 白い絹のような穂をつける。


ホルディウム・ユバツム  525円 Hordeum jubatum 和名「リスのシッポ」

斑入りカヤツリグサ(シペラス・アルボストリアツス)  Cyperus albostriatus  南アフリカ。夏の涼しさを呼ぶ湿地性の水辺の植物。


夏空にそびえ立つ大きなアザミ

2011-08-22 12:37:11 | 店長の日記

当園の敷地内にあった正体不明のアザミ。すくすくと育ち、草丈は、ゆうに2mを超えていました。
花が咲いた時点で、調べてみると「タカアザミ」という種でした。


 

■タカアザミ 【キク科アザミ属】 Cirsium pendulum 
二年草。タカアザミの分布域は広く、日本では北海道、長野県以北の本州に、アジアでは朝鮮、中国東北部、ウスリー、ダフリア地方に分布し、堤防や野原に自生する。
茎の高さは1-3mになり、茎は太く直径1cmを超える。花は8~10月。
紅紫色の頭花を茎の先にぶら下がって咲く。


アザミは日本の山野を彩る代表的な植物です。
アザミの種類は世界に300種ほどあり、日本には北は北海道から南は南西諸島まで、120種が知られています。
そのうちの5種以外は日本の固有種です。  

全世界に知られるアザミのうち、3分の1が日本に産し、このタカアザミを含む5種が大陸との共通種、他は日本の特産種なのだとか。
なので、タカアザミは世界的に見ると全然珍しくないアザミというわけです。

さて、100種以上を固有種で占めるとはまさしく、「アザミの国・日本」!ですね。

 

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24時間テレビ チャリティー花壇「アンパンマン」

2011-08-20 22:25:59 | 店長の日記

花火大会が終わり、甲子園が終わり、少しずつですが夏の終わりに向かって日々が経っております。
この時期って次の季節の匂いや懐かしい気温を感じますね。
そんな中 ...
今、24時間テレビを観ています。
今年もこの時期がやってまいりました。

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ちょっと古い話になりますが、2005年月2月に日本テレビ系列の「STV」に電話をしました。
今年の24時間テレビの担当者とお話がしたいと…
アポをとりつけ簡単な企画書を用意し、STVの担当者の方と話をしました。
前年の秋からある企画があってそれを実現できないか打診しました。
5月にテレビ局から今年(当時)の企画を正式に進める事に決定したと連絡がありました。
それからが長かった…
企画内容の詳細を、何度か担当者と話し合いをしましたが、その案が一旦白紙に。
裏番組や当の24時間テレビと同じ企画内容で重なるという理由です。
担当者と二人で「う~ん」沈黙状態が続き、
「○○さんの本職は花屋ですよね。花や植物で何か出来ませんか?」
「ありきたりですが花壇で動物や顔をデザイン出来ますが…」
「それにしましょう!」
そうして決まったのが…

難病の女の子○○ちゃんに捧げる「アンパンマン」の花壇です。
会場は恵庭のパークゴルフ場。



2日前から下地の準備。
芝生を一旦はがして用土を盛ります。

そして当日、朝8時スタート。
来場されている方に、100円の募金で花の苗を5株購入していただき、
植えていただきます。
途中、何度か作業の様子が放送されました。
そして約8時間後…


「アンパンマン」の花壇。使用した花苗約4,000株、10m×10m。
企画、制作、デザインは当園(八剣山園芸)で行いました。


時間との戦いで冷や冷やしましたが、なんとか完成!
正直、初めての経験で大変なこともありましたが今はいい思い出です。


 ▲STV急式ひろみアナウンサー(中央)、製作スタッフたちと

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猛毒を持つトリカブトの美しさ

2011-08-19 17:47:42 | 店長の日記

日本の三大毒草の一つであるトリカブト。
 この名前を初めて聞いたのが、小学生のころの昭和40年代、楽しみに観ていた「仮面ライダー」に「怪人トリカブト」が登場してから、名前が気になっていました。
 そして今から20年ほど前に、ワイドショーで話題になったこの毒での保険金殺人事件は記憶に新しいところです。

花の形が雅楽奏者がかぶる「鳥兜」ににているから この名前になったようです。
トリカブトは根に毒があり、古代中国では附子(ぶし)=毒と称されています。
また英語圏ではウルフスペイン(狼殺し)の別名があります。
 トリカブトの毒は塊根のみならず、花全体にもあり、花粉にも及ぶといわれています。
ただし、どの株にも一様に猛毒を持っているわけではないようです。
同じ種でも、毒性は個体差や地域差が大きいといえます。
アイヌ民族は毒性を厳密に区別して、空知地方では5段階に呼び分けられていると文献で解説しています。
アイヌの伝統的な狩猟では、矢じりに塗りこめる毒をスクル(トリカブトの根)から調合していました。
…ですが、花の青はあざやか、綺麗な花です。
 今では観賞用に品種改良されたハナトリカブトが栽培され、切り花に利用されています。


▲エゾトリカブト(蝦夷鳥兜) Aconitum sachalinense subsp. yezoense
別名:ブシ
キンポウゲ科 トリカブト属 北海道固有種。



▲白花ヒダカトリカブト


トリカブトのリスト/キンポウゲ科(2)
http://blog.goo.ne.jp/hakkenzan/e/de14f70cbad697a31e6db1c5a1e5b246

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真夏の天馬街道沿いを彩る「オオハンゴンソウ」

2011-08-13 20:32:53 | 店長の日記

昨日、広尾町まで行きました。
札幌の国道36号から高速道路を乗り継いで新冠を抜け、三石の道の駅に寄ってみました。




▲三石名産の昆布を練りこんだそば

そして浦河から広尾、帯広に通ずる国道236号天馬街道へ。
サラブレット育成牧場がず~っと、道なりに続きます。



浦賀~三石~静内~新冠~門別と続くこの道沿いでは、あっちこっちでサラブレッド養成牧場が見られました。





さすがに天馬街道と呼ばれるだけあって、サラブレットたちが草を食んでました。
車を進めると、どんどん日高山脈へ近づいて行きます。



今はまだ山々は濃い緑で包まれていますが、標高500メートルを超えるこの近辺は、紅葉の名所として知られる場所。
途中にある延長4,232mで北海道第2の長さ誇る野塚トンネル。
工期27年もかかった難工事だったそうです。
トンネルがどこまでもはてしなく続くようでちょっと怖かったです(笑)

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

さて、タイトルの花のことです。
ドライブ中にみかけたヒマワリのような黄色い花。
通称天馬街道の道路沿いや牧草地、休耕地に黄色い花で埋めつくしています
気になり、降りて確認しました。


園芸品種のルドベキア、キクイモ(菊芋)と似ているのですが、少し違います。
帰って調べてみました。


オオハンゴンソウ(大反魂草) Rudbeckia laciniata  
通称:ルドベキア、ハナガサギクは、キク科オオハンゴンソウ属の多年草。
環境省指定特定外来生物。
北米原産の帰化植物で日本へは明治中期に導入され、1955年には野生化しました。
今では北海道から沖縄県まで日本全国に定着しています。

浦河ではアメリカから輸入した牧草に混入していた種が繁殖したものだとされ、急速に繁殖範囲が広がっています。
オオハンゴンソウは現在では「外来生物法」により特定外来生物に指定されていて、栽培・保管・運搬・輸入・譲渡しを行うことは原則禁止されています。


咲き分けのキキョウ

2011-08-09 21:06:55 | 店長の日記

札幌はこの3、4日蒸し暑い日が続いています。
今日も30℃を超えました。

キキョウが花盛りです。
秋の七草のひとつ、キキョウ。

キキョウのつぼみは、5枚の花びら同士がくっついて、紙風船のようなふくらみがあり、緑のつぼみが少しずつ大きくなって、白や青紫の花色になると離れます。

その姿から、外国ではバルーンフラワーと呼ばれることもうなずけます。





▲矮性種のアポイキキョウの珍しい白と紫の絞り咲き。

絞り咲き種の実生では、ほとんどのものが「ただの」紫、または白のみの花になる率が多いようですが、この株は数少ない絞り咲きになりました。

年によって咲き分けたり、絞り咲き花になる性質のようです。


▲白花アポイキキョウ


▲ダブル咲きのキキョウ

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アルファリゾート・トマム

2011-08-07 14:17:55 | 店長の日記

北海道の真ん中に位置する「アルファリゾート・トマム」。
先日、帯広に行った帰りに立ち寄りました。




アルファリゾート・トマムの広報担当者さんと商談がてら、トマム山山頂に行ってきました。
ゴンドラに乗って約12分の空中散歩。

高所恐怖症の自分にとって怖い反面、いつもと違う視点で上から眺める山肌の草原(ゲレンデ)、
シラカバ、トドマツ、ところどころに赤く見えるマタタビの葉に目を惹かれます。



▲雲海テラス



▲眼下にはアルファリゾート・トマムのツインタワーのホテル


▲雲海テラスからの雲海


▲雲海
「雲海テラス」とは、標高1,239mのトマム山の山頂に作られた屋外のテラスで、
気温差や立地条件が特有な場所ならではの「雲海」を眼下に眺めることができます。
通常、雲海は登山をしないと見られませんが、ここではゲレンデのゴンドラを使い、
気軽に見に行けるので人気があります。 
しかもテラスになっているため、雲海はすぐ近くの足元に見られることもあるそうです。


▲急速な人気で増設した新テラス


▲山頂のベンチに座り、リゾートを眺めるおじいさん
すぐ頭上には雲が降りてきました!


標高1,239mという決して高くないトマム山ですが、
本州では2500m級の山にしか分布しない貴重な高山植物が多くあるようです。
エゾイソツツジ、キバナシャクナゲ、ヤマハハコ、シラネアオイ、クロユリ、
樹齢150年以上のエゾマツの原生林…


▲キバナシャクナゲ(当園にて撮影)


▲エゾイソツツジ(当園にて撮影)


今回はたった、2時間弱の滞在でしたが、初めてトマムを訪れ、
今度はプライベートでゆっくりとまた来たいと思いました。


■アルファリゾート・トマムWEBサイト
http://www.snowtomamu.jp/summer2011/

■ゴンドラの営業期間 10月10日まで。
 ・営業時間 5:00~8:00(最終下車 8:30)


滝野すずらん丘陵公園

2011-08-04 20:06:46 | 店長の日記

連日夏日が続く札幌です。
30℃を超えたのは、今のところ1日だけ。
日中は、暑く感じますが、比較的過ごしやすいかなと思います。

2年ぶりに行ってきました!
札幌市南区にある広大で雄大な「国営 滝野すずらん丘陵公園」です。

通称「滝滝野公園」は全体で395.7haもあり、自然博物館ある「滝野の森ゾーン」滝がある、「渓流ゾーン」、
季節の花の移り変わりを楽しめるカントリーガーデンのある「中心ゾーン」がなどがあります。

今回は2002年から有料ゾーンとしてオープンした「カントリーガーデン」の花を見るのが目的です。


▲お目当てだった高山植物のロックガーデン


春咲きの花が咲き終わり、ちょっとさみしい感じ。


▲そんな中咲いていた 四季咲きコマクサ


▲カンパニュラ・カルパチカ


▲キンロバイ


▲ルリタマアザミ


▲エリンジゥム


▲カントリーハウス


▲カントリーハウス横にはコンテナガーデン。
7月27日から制作されたコンテナの人気投票を行っていました。


▲コニファー


▲今年は気温が低いせいか、ラベンダーの見頃がまだ続いています。


▲白いラベンダー


▲チョコレートコスモスの路




▲タイタンビカス
ハイビスカスのような赤が映えます。


▲ヒマワリ


▲サイロを模した展望台


▲サダコが出てきませんように(笑)


▲アジサイアナベルです。真っ白で大きな花は見事です


▲あずまや「花人の隠れ家」

  
▲昼食は公園内で北海道名物のジンギスカン! と同行者はサッポロビール(泣)


▲落差26m 日本の滝100選の「アシリベツの滝」

滝野すずらん丘陵公園の楽しみは、園内を美しく彩る花たち、植物たち。
四季それぞれに色々な花たちが咲き誇り、楽しませてくれます。
次は秋に来てみよう!

■国営滝野すずらん丘陵公園
http://www.takinopark.com/