山野草・高山植物・宿根草の専門店 「八剣山園芸」

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ヒョウタンボク

2011-07-13 19:00:21 | 店長の日記

ヒョウタンボクの実が生っています。 
名前の想像されたとおり、「ヒョウタン」とは瓢箪のことです。
それではいったい何が瓢箪なのでしょうか?


ヒョウタンボク(瓢箪木) スイカズラ科 Lonicera morrowii
別名:キンギンボク(金銀木)、ドクブツ、ヨメコロシ(嫁殺し)

北海道、本州、四国の山地に自生する落葉高木。実は直径8ミリくらい。2個が合着して瓢箪形になることから和名がついています。

日本各地で庭木として広く利用されているようです。

4月から6月にかけて白い花が咲きます。
花はスイカズラの花に似ていますね。

○ベニバナヒョウタンボクの花

一つの実が瓢箪型になるのではなく、赤く実った実が2個くっついて瓢箪のように見えるんです。

 

注意! 実はかわいいけれど猛毒!

ただ、グミのようにおいしそうに見える実には猛毒を含んでいます。そして木全体には激しい嘔吐、下痢、麻痺を引き起こす有毒成分を含んでいます。
そこから「ドクブツ」や、なぜか「嫁殺し」なんて物騒な名前がつけられたそうです。

でも鳥はこの実を食べているんですよ。鳥はこの毒に対して免疫があるのか、人間以上の能力を持っているんです。

いやぁ、すごいですね。
鳥がついばんでいるのを見かけても、決して真似して口に入れないようにしてください!

黄色い実の 白花チシマヒョウタンボク

 

ヒョウタンボク 通信販売リスト スイカズラ科http://blog.goo.ne.jp/hakkenzan/e/c231cbc1de3f5076edb40c35a96c32fa



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