ヒョウタンボクの実が生っています。
名前の想像されたとおり、「ヒョウタン」とは瓢箪のことです。
それではいったい何が瓢箪なのでしょうか?
ヒョウタンボク(瓢箪木) スイカズラ科 Lonicera morrowii
別名:キンギンボク(金銀木)、ドクブツ、ヨメコロシ(嫁殺し)
北海道、本州、四国の山地に自生する落葉高木。実は直径8ミリくらい。2個が合着して瓢箪形になることから和名がついています。
日本各地で庭木として広く利用されているようです。
4月から6月にかけて白い花が咲きます。
花はスイカズラの花に似ていますね。
○ベニバナヒョウタンボクの花
一つの実が瓢箪型になるのではなく、赤く実った実が2個くっついて瓢箪のように見えるんです。
注意! 実はかわいいけれど猛毒!
ただ、グミのようにおいしそうに見える実には猛毒を含んでいます。そして木全体には激しい嘔吐、下痢、麻痺を引き起こす有毒成分を含んでいます。
そこから「ドクブツ」や、なぜか「嫁殺し」なんて物騒な名前がつけられたそうです。
でも鳥はこの実を食べているんですよ。鳥はこの毒に対して免疫があるのか、人間以上の能力を持っているんです。
いやぁ、すごいですね。
鳥がついばんでいるのを見かけても、決して真似して口に入れないようにしてください!
黄色い実の 白花チシマヒョウタンボク
ヒョウタンボク 通信販売リスト スイカズラ科http://blog.goo.ne.jp/hakkenzan/e/c231cbc1de3f5076edb40c35a96c32fa