山野草・高山植物・宿根草の専門店 「八剣山園芸」

北の大地、北海道より四季折々の花の情報をお届けします

お知らせ

数あるお店の中から当店をご覧いただき誠にありがとうございます。/ リストの有効期限は平成25年9月~平成26年6月です。 /●現在、通信販売担当者が長期入院、加療中につきいったん通信販売を休止いたします。再開予定は今年の10月~11月です。 (注文・予約は通常とおりお受けいたします)/当店ではペーパーカタログの発行は行って居りません

強烈な初雪

2010-10-27 11:49:19 | 店長の日記

昨晩の午後9時に突然テレビがブッン!と消え、照明も落ちました。
突然の停電です。
外の街灯も消えています。
携帯電話の停電情報では、この地域を含め札幌市内、恵庭市の各地で停電とのこと。
こちらでは復旧まで一時間強かかりました。

10/26に初雪が降った札幌ですが、午後からはみぞれに、夕方から未明にかけ降り続けました。
ニュースによると、札幌市南区小金湯では積雪が33cmに達し、10月としては記録的な大雪。
この大雪で、木が倒れて電線を切断するなど、市内では停電が相次いだようです。


▲今朝の降雪量、なんと31cm!!

今朝、玄関から見た景色は…
この時期ありえない雪景色。



近年の初雪では、有り得ない積雪量です。
よもや、この時期に本気の雪かきをするとは、思いませんでした。(涙)

まずは、道を作らねば…・

まだ出していなかった、雪かきスコップを奥から引っ張り出し、せっせと雪かき。
久しぶりに使う?上腕の筋肉。

近所の方たちも、ほとんどが外に出て雪かきをしている状態でした。
今朝の挨拶は、皆、なぜかあきれた笑顔で少しトーンが高めです。(笑)

10月の雪は、水分を多く含み、とても重たい雪。
木々の枝や幹に積もり、皆うなだれた状態。


▲雪の重みで折れた栗の木

折れている木もあちこちみられました。
冬囲いを前に、残念な思いをされた方も多いのでは?


▲10/26  コトネアスターと初雪


※にほんブログ村、ブログの人気ランキングに参加しています。
1日1回のクリックが励みになります。
   ↓ ↓


ムクゲと木蓮-札幌市と韓国・大田市が姉妹提携

2010-10-23 13:42:38 | 店長の日記

今朝から晴天の札幌。
最高気温は18℃と、日差しを受けてポカポカに感じます。



そろそろ、札幌中心部の山の紅葉が気になるところ。
これからまだ色付くのか?と思えば、なんとなく色あせてきたかな?と、
今年の紅葉は、少し読み辛いです。
もしかしたら、今がピークかもしれない?


札幌市はこの度、韓国の大田(テジョン)広域市と姉妹都市提携しました。
調印は昨日、10月22日。


大田広域市エキスポ公園

大田広域市は、大韓民国中心部に位置する人口約150万人、四方を山に囲まれ、はっきりとした四季がある韓国5番目の都市。
1993年には大田世界博覧会(エキスポ)が開催され、韓国を代表する先端科学都市とのこと。

<札幌市が現在提携している姉妹都市>
 ポートランド(アメリカ) 1959年11月17日
 ミュンヘン(ドイツ) 1972年8月28日
 瀋陽(中国) 1980年11月18日
 ノボシビルスク(ロシア) 1990年6月13日

・札幌市、韓国・大田市と姉妹提携-北海道新聞[政治]
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/256655.html

・大田広域市 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%94%B0%E5%BA%83%E5%9F%9F%E5%B8%82



ところで、韓国・大田市の市章は5弁の花のような形。

市のホームページによると…

市の花は白木蓮で、市の木は松。


白木蓮は晴れやかな春に芽吹く前に美しい純白の花が咲く花の女王で、優雅な格調高い市民精神を象徴している。
市章は大田広域市のイメージを代表し、かつ集約する視覚的表象であり、CIシステムにおいて最も核心となる要素である。
緑色の花びらは「田」「基盤」「ムクゲの花びら」等を象徴し、その形は大田の「大」の字と力強く伸びゆく発展のイメージを表す。
住みやすく心地よい大田が韓国の国土、交通、行政、科学、文化、流通の中心地として発展するようにという大田市民の夢と理想を表現している…


なるほど!
大田市の旗にデザインされている花マークは5弁です。
モクレンは6弁なので、これはモクレンではありません。
大田市のマークは、韓国の国花の「ムクゲ」、大田広域市の5つの区を表した花マークのようですね。


ムクゲ 
アオイ科フヨウ属  Hibiscus syriacus


白木蓮(はくもくれん)
モクレン科モクレン属
開花時期は3月中旬頃~ 4月中旬頃

※にほんブログ村、ブログの人気ランキングに参加しています。
1日1回のクリックが励みになります。
   ↓ ↓


豊平峡ダムの紅葉とフッキソウの実

2010-10-18 12:13:55 | 店長の日記

いよいよ、本格的紅葉シーズン到来の札幌。
先週始めに出かけようと思ったのですが、雨のため断念。
木曜日は好天だったので午後から、豊平峡(ほうへいきょう)へと出かけて来ました。

230号線を南下します。
南へ行く程、山の色は色付き、美しい紅葉と青い空が眩しい、気持ちのいいドライブです。

平日だったため、比較的スムーズに行けましたが、現地の近くになると30台近くの車で渋滞。15分程で駐車場に入れました。

駐車上は満杯です。
車から降りると、少し肌寒く感じました。

豊平峡ダムまでは、駐車場から約2kmあります。
徒歩で行くか、電気バスかのどちらかになります。(一般車は入れません)

電気バスなら、10分間隔で運行、5~6分でダムまで行きます。
今回はバスを選択。

豊平峡(ほうへいきょう)トンネルを抜けると…


豊平峡ダムと紅葉の風景が広がっています。

切り立った岩肌と、ダイナミックな紅葉。


2年前にここを訪れたときは、もっと鮮やかだったような気がしましたが…

紅葉は日程やその年の天候等で風景が違うもの。

ですが、美しい風景を堪能することが出来ました。


▲資料館にある昆虫の標本。
この地にしかいない珍しい蝶の「ジョウザンシジミ」


展望台まで山道を散策していたところ、足元に真珠のような白い実が実っているのが目に付きました。


フッキソウの実です。

花は見たことはありましたが、自生地では、今まで実を見たことはありませんでした。
白くて光沢のある果実は真珠のようにも見えて、ついつい摘み取ってみたくなります。
甘みがあるので食べる人もいますが、アルカロイド系の毒物が含まれているので沢山食べると、当然、身体には良くはありません。



フッキソウ(富貴草) 写真は斑入り種 
Pachysandra terminalis 別名:キチジソウ(吉祥草)
ツゲ科フッキソウ属
   
常緑小低木、花期:4月~5月
北海道や本州、四国、九州の雑木林などに自生する常緑小低木で高さは20~30cmくらい。
葉が常緑で、株がどんどん増えていく様子を「富」が増すとみなし、
真珠のような白い実を貴金属と見立て「貴」の字をあて、フッキソウ(富貴草)と名付けられたそうです。
中には白い斑入りの物もあり、鉢植えやグラウンドカバーなどに利用されています。


通信販売のリスト/その他の科・ツゲ科http://blog.goo.ne.jp/hakkenzan/c/c9bf926ee86114cebd0c88e5d9f37339

※にほんブログ村、ブログの人気ランキングに参加しています。
1日1回のクリックが励みになります。
   ↓ ↓


落葉きのこ

2010-10-12 14:28:13 | 店長の日記

今が旬の落葉きのこの頂き物です。



北海道の人達が一番知っているキノコが、ハナイグチ(落葉キノコ)です。
「道民のキノコ」の代表格です。
色はナメコの黄色のようです。
カサの表面は、独特の「ぬめり」が有るので好き嫌いがあるようですが、裏側は、スポンジのよう。

いろいろ食べ方もあるようですが、やはり味噌汁かおろし和えがポピュラーです。
秋の恵みに感謝!!

※落葉きのこは、カラマツの木がはえているところに生えています。
カラマツは、日本で唯一落葉する松で、落葉松と書きます。
そこに生えてるから、「落葉きのこ」というそうです。



10/11 当園の様子 紅葉がすすんでいます


狂い咲きしたシバザクラ 夏の暑さの影響なのか?


※にほんブログ村、ブログの人気ランキングに参加しています。
1日1回のクリックが励みになります。
   ↓ ↓


実生の楽しみ。メロメロンの実

2010-10-11 09:39:35 | 店長の日記

連休最終日です。
昨日は終日雨でしたが、今朝は青空も覗き、回復傾向。
爽やかな青空で、紅葉狩に出かける車で230号線の道路が混み始めました。



今朝、増殖用に山野草のキキョウ類やリンドウ類などの種を撒きました。
早いもので来年、遅いもの3~4年は売り物になるまでかかりそうです。

ネットでメロンを種から育てている方の記事がコミカルだったので紹介します。
若い男性かな?
ほほえましく、愛情あふれる文章です。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



メロンってそんなに好きじゃないんだけど中元で貰ったあの、熟したメロン。
ありゃーうまかった。高そう。
嫌いなヤツが「こりゃうまい」って思うぐらいだ。
好きなヤツにはほっぺが転げ落ちるウマさなんだろうな…
このメロンならもう1回食いたいと思って種を五、六粒ほど花壇に植えた。

今年は暑かった。栄養たっぷりの紫外線だ。
毎夜、風呂の残り湯をバケツで注いでいくとひと粒だけ発芽し、あっという間に
コブシ大の実を付け…いつの間にか俺の心の支えになってた。

携帯の壁紙は日々更新中のメロン。
はじめての二葉は…左の葉が半分欠けてて少し心配したんだ。
お前が本懐を果たせなかった時は芽だけでも、茎だけでも、刻んでパスタへ…と思た。
だから黄色い花が咲いた時、我が目を疑った。
パシャ。もうお前でメモリ一杯。
可愛くてならん。品種改良された高級メロンの種がタダで手に入ってひと粒から
何玉もの利益がフハハハハハとか思ってたけど、俺、食えんのかな。
愛着が沸き過ぎて熟しても切れん気がしてきた。

雨よ、もっと降れ。もっとだ。この西日本に降り注げぇ!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

その後メロンがどうなったのか気になりますね(笑)

 


イヌサフランの花もそろそろ終わりです。

※にほんブログ村、ブログの人気ランキングに参加しています。
1日1回のクリックが励みになります。
   ↓ ↓


喜茂別郷の駅 ホッときもべつアスペーラ

2010-10-07 13:50:09 | 店長の日記

ジャガイモを買いに行こう!
ということで喜茂別の野菜の直売所に行きました。


今年の春にオープンした国道230号線沿いの郷の駅。
札幌から車で約90分。
「郷の駅」とは、市町村が運営する「道の駅」とは違い、民間が運営する施設のことをいいます。

ここでは喜茂別町を始め後志管内の特産品が売られています。
後志(しりべし)には小樽、余市、道南の黒松内町や島牧村も含まれます。 



店舗横にはお目当ての野菜などを売る直売所があります。
男爵、メークイーン、キタアカリ、インカのめざめなど…
じゃがいもが大量に陳列されています。
キタアカリは20kgでなんと880円!



地元の花の生産者の育てた花苗も販売していました。


▲ペルネチア  
ツツジ科の常緑低木樹。
丸い光沢のある実がつくので「真珠の木」とも言われています。

  
ちょっと珍しい野菜もありました。
ピーナッツ型のかぼちゃ

  
コクワの実、山ぶどう


カラー人参


ジャガイモで作った名物の豪雪うどん


新しくこの郷の駅で作られたグルメが「岩内ロック」と「コロッチ」なる食べ物。


「コロッチ」・・・コロッケではなくコロッチ。
これはいも餅に衣を付けてあげたもの。
甘いシロップがたっぷりかけられています。
食感はこれもサクサクで中もっちもちで楽しめます。


近くに中山峠の道の駅(あげいもが有名)や、きのこ王国(きのこの加工品販売やきのこ料理の食堂がある)ので毎回立ち寄るかは分かりませんが、また一つルート上にいいものができたな、と思います。
そして野菜の直売が楽しみな郷の駅でした。


喜茂別郷の駅 ホッときもべつ アスペーラ
【住所】虻田郡喜茂別町字喜茂別306-3
札幌から国道230号を喜茂別に入って、左手のセイコーマートを越えたら間もなく左手です。
【TEL / FAX】0136-55-5130 / 0136-55-5131
【営業時間】
 お土産コーナー 9:00~20:00
 フードコーナー 10:00~18:00
 (トイレは21:00まで)【定休日】無休

 ※にほんブログ村、ブログの人気ランキングに参加しています。
1日1回のクリックが励みになります。
   ↓ ↓


エゾアカガエル

2010-10-05 10:02:10 | 動物たち・虫たち



昨日に続き、今日も雨の始まり。
9時現在の気温、15℃。
毎朝見上げる八剣山の色が、日々変化しています。


温室ハウス内を歩いていると、足元で何かがビョーンと跳ねました。
バッタではない何かもっと大きなものです。



よく見ると蛙です。3年前にこの地に移転して以来、初めて見ました。
急いで携帯のカメラを用意し、なんとかカメラに収めました。

3分程でしょうか。まさにが蛇ににらまれた蛙状態で動こうとしません(笑)
エゾアカガエルかな?



こちらも慌てて撮ったため、手振れ写真です。

痩せ蛙負けるな一茶ここにあり    小林一茶


雨の中のハナツリフネソウ
(ツリフネソウ科) Impatiens balfourii  「源平ツリフネソウ」の名で流通。
インドからパキスタンの熱帯の高原地方に分布。

※にほんブログ村、ブログの人気ランキングに参加しています。
1日1回のクリックが励みになります。
   ↓ ↓


かわいらしい「カナヘビ」

2010-10-02 13:07:10 | 動物たち・虫たち

先日、下校帰りの小学生の女の子が、「おじさーん。カナヘビ捕まえたよ!」と声をかけてきました。
見ると小さな手のひらの中には、カナヘビの赤ちゃんがいました。

カナヘビはヘビと名前がつけられていますがトカゲの仲間です。
薄茶色の地味な色彩のトカゲです。
当園の敷地内にも時々、見かけますよ。

カナヘビは虫を餌にしています。彼らはいろんな害虫を食べてくれます。
しかも、花や木に害を及ぼすこともなく、人畜無害です。

よく見るとかわいい目をしています。
なかなか素早くて捕まえることができませんが、中には、そっと触るだけなら逃げないでじっとしている度胸のあるカナヘビもいます。
なかなか可愛いものです。大きさ(身長?)は15cm程度。


カナヘビの赤ちゃん
よく見ると、恐竜みたい?


※にほんブログ村、ブログの人気ランキングに参加しています。
1日1回のクリックが励みになります。
   ↓ ↓


難題??ライラックのお菓子は存在する??

2010-10-01 20:58:58 | 店長の日記

「ライラック」というモクセイ科の樹木があります。



札幌市の「市の木」であるライラック。毎年5月の下旬には大通公園内でライラックが見事に花を咲かせ、多くの市民の目を楽しませてくれます。
この時期に開催されるのがライラック祭りです。

数日前に食品添加物を扱う会社からある問い合わせがありました。
ライラックの花をお菓子やアイスクリームに使えるのかどうか、また花を用意できるのか…。
いや~かなりの難題です。
 
いい芳香で香水もあるほどですが食用で使われている品は、インターネットや文献で調べても出てきません。
そもそも北海道の老舗の菓子メーカーが作っていないのも不思議です。

「キャンディキャンディ」というアニメにもなったマンガで、ケーキにライラックの花を乗せるシーンがあるらしいと情報がありましたが確認出来ていません。
蜂蜜はあるかもしれません。

どなたか知っている方がいましたら教えてください。

まだまだ調査中です…


ライラック(Lilac、学名:Syringa vulgaris)はヨーロッパ東南部原産、モクセイ科ハシドイ属の落葉樹。
ライラックの呼称は英語の仮名転写に由来し、他にフランス語由来のリラでも呼ばれる。
和名はムラサキハシドイ(紫丁香花)
寒冷地にも生育できるので、北海道ではおなじみの植物であり、春を告げる植物の1つとなっている。


※にほんブログ村、ブログの人気ランキングに参加しています。
1日1回のクリックが励みになります。
   ↓ ↓