あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

「トトロ」の舞台を散策

2011-06-18 | 日記
東村山多摩湖町の八国山緑地を歩く散策会に参加してきました

午前中降り続いた雨も午後は止み
午後の部への参加で、山中ぬかるみもある中
アニメ映画「となりのトトロ」のモデルになったとされる
初夏の八国山の散策を約2時間楽しんできました

いつもながら「くにたち桜守」代表の大谷和彦さんの案内で
西武線東村山駅を出発
大谷さんからは植物や鳥、昆虫などについて
説明を受けながら散策してきました


ガビチョウやウグイスの鳴き声を聞きながら歩く
雨によって森が元気なり木々も生き生きとしていた

古戦場の跡や尾根道を歩く
道下は今はほとんど住宅地になっている




新田義貞が鎌倉幕府を倒そうと苦戦し
府中の分倍河原合戦で勝利を治めた折
一時逗留した地で塚に旗を立て
将軍塚と名付けられたと伝えられている


カモのつがいが遊んでいた


見えにくいが「オトシブミ」という2~3ミリの昆虫が
くるくると巻紙のようにくるまっている
エゴノキによく止まっている
コジュケイがちょっとこい、ちょっとこいと鳴いていました


コーヤボーキ
秋になると白い花が咲く


この道下に「トトロのバス停」が
左の方にはモデルになった病院があります


リョウブ
白い花が咲き木にまだらがある


ひだまり広場に到着


子供たちがミミズ堀をしていた
ここでミミズの話をされた
子供たちと話す機会に
ミミズを例えに命を伝える
大事さを話されているとのこと


明るい場所が所々にある
ホーガコーウリンといい
古い木を切って、切株からの萌芽を成長させた林
萌芽後に手入れして枝を適度に切り
幹となる枝を残す
また鳥が落とした実や種が落ちて育っていく
こうやって森林を保っている


ふたつ池
江戸時代、人工池で水田用水として利用
現在も地下水を利用して
北山公園の水田の一部に水を供給し続けている


八国山たいけんの里
八国山緑地周辺の動植物、環境、遺跡などを
題材とした展示やいろいろな体験学習ができる


八国山から下りてきたところ


ミズキ
他にイヌシデが茂っている道を
自然豊かな風景を眺めながら
北山公園に向かって歩く
北山公園では花菖蒲が見ごろでした