一句鑑賞

恋の髪

最近といいますか、ずっと見ていいない人ばかりでしょうね。

私の財布に数週間前から一枚入っております。使いようが無いといえばお札に失礼です。

でもレジで出すとなにか変に思われそうですね(笑)

実はお店に来られたお客様が使われたのですね、銀行にそのまま入金すれば済むのですが。

なんか久しぶりに見たもので、懐かしさといいますか温もりも感じたので財布に入れてます。

財布は、博多阪急がオープンしてしばらく経ってから見学に行きました(笑)その時に記念に買ったものです。馬の臀部の皮を使用した・・云々・・・詳しくは知りません(笑)。まだ使っているのは丈夫なんでしょう。でも最近はカード入れの部分に破れが生じつつあります。毎日毎日、お買い物の時にカードはお持ちですかと聞かれ、出し入れしてますと、そうなりますね(笑)

この二千円札ですが、デザイン色合いなかなかですよね!温かみを感じる色で好きです。それと肖像ではなく建築物であることも大きな特徴ですね。もうしばらく持っています。

 

俳句のお話しでも・・・

冬の季語に「木の葉髪」って季語があります。

湯上りに紙にドライヤーをあて鏡を見ますと(-_-;)グレーの素敵だったはずの吾が髪も白の色合いが勢力を増してきております。致し方ないとはとっくに見知っておりますが・・・

木の葉髪は、冬の抜け毛を落葉にたとえていうことで、「十月の木の葉髪」などともいわれる。など解説にありますね。いわゆるわびしいのですね(笑)夏場も抜けますけどね・・・

歳時記の例句にはいろいろとありますけど・・・

そのむかし恋の髪いま木の葉髪   鈴木真砂女

われのものならぬ長さの木の葉髪   鷹羽狩行

髪は、艶っぽいのですね。これは昔むかし大昔からの男女のことになりますでしょうから具体的には書きませんが・・・人に恋する或いは愛するとなると・・・すなわち、相手と近く接するわけですね。

そのときに最初に感じるものに髪の匂いなどというものも、初恋の思い出とともに忘れがたいものです(-_-;)

その熱き恋をも思い出している、そのむかし・・・否、まだまだ恋をされているのですね。この情熱が無いと90才を超えて俳句の賞を受けることはなかったでしょうね。

われのものではない、長めの木の葉髪が・・・色っぽいですね。その抜け毛が何処にあったとかそんな事ではなくて、さりげなく詠んでらっしゃるところが素敵ですね。

明日は黒さを増すことなき髪に手櫛を入れて寝ましょう(笑)おやすみ!

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