一句鑑賞

ランデブー

本日も忙しくしておりました、さっきまでBS2で十三人の刺客ってドラマを見ておりました。

眠い目をこすって就寝前にこれを書いてます。

 

夕食後に見上げれば冬の月でしたね・・・やはり寒さもありますので、凛とした感じですね。

寒の月はそれに鋭さといいますか、研ぎ澄まされた感じですね。

なんども書いたと思いますが、一日の終わりにお月様を見るとなんかほっとした安ど感?安心?感じませんか?

歳時記に・・・鳴戸奈菜さんの例句が気になります

戸口まで道が来ており冬の月

・・・戸口まで来る道・・・

素直に読めば、自宅への帰りに冬の月が灯りとなってくれた、ってところでしょうね。

しかし、来ておりなんですね・・・行くのではなく来ているのです。ここが気になってます。

自分が期待したわけでもなく、一日の終わりのわが家へ導いてくれてるようにも感じます。

戸口を他の入り口、例えばあの世(笑)と捉えたら、また別の鑑賞も出来そうな句ですね。

そんな私の気持ちが働くのも、冬の月の、誰にも邪魔されない凛とした美しさ故でしょうね。

そんな心を持ちたいと、作者は感じたのかも知れないですね(-_-;)

じゃ、月とランデブーして眠ります。

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