忠犬ハチ公 モグモグ日記

ヨジヨジ日記 改め モグモグ日記 改め グダグダ日記 です
街に居ても山に居ても、やっぱりハチはグダグダしてま~す

伊吹山

2006年01月29日 22時49分30秒 | テクテク
今日は所属している山の会の女性3人組とダイエット中のM木君と4人で
日帰りで伊吹山に行ってきた

伊吹山は冬山セミナーの実技で1度登っただけなのだが
9合目までの直登、直降がしんどかった&怖かった記憶がある

あの年は雪が少なかったせいか、下りは雪が湿ってすごく滑って
そして、ところどころにブッシュが顔を出していたから
まだ、ピカピカ新品の雨具がもったいなくて
必死でこけないように歩いていた記憶がある

今年は例年にない雪の量というし
どんな感じなのか、ワクワク&ドキドキだった

5合目まではゴンドラを使ったのだが
ゴンドラを降りた時点でビックリ!!

2004年に来た時には、ゴンドラ降り場より下はまったく雪がなかったのに
今年はゴンドラ下のコースもしっかり雪がついて滑ることができる

普段の生活ではピンとこないけど
ここまでくると、本当に雪が多い年なんだと実感する

登りに来たんだけど、滑りたい衝動に駆られる

身支度を整えて、いざ出発
盛況なスキー場を渡り切るのがちょっと難関

渡り切ったところで衣類調整
厳冬期のはずなのに、気温は5月末くらいなんじゃないだろうか?
とにかく暑い
半袖1枚でも問題ないんじゃないだろうか??

伊吹山はほとんど木が生えていないので凄く日当たりが良い
正直、暑さに弱い私は死んでも夏に登りたくない山の一つだ
(というか、登ったら干からびて死んでしまうんじゃないだろうか)
今日は冬山だけど、もう、汗だくで水分飲みまくって登った

最近、ほとんど運動できなかった私は
最初はすぐに息が上がって、心臓バクバクでへこたれそうになったけど
前日にアイスに行って疲れていたM木君が
「早いぃ~」と言ってくれるので、おかげでヘタレがばれずに済んだ?!?!

でも、いつもの事ながら、いい気なもんで
雪を見るだけで出てくるアドレナリンと
標高が上がると出てくるアドレナリンと
さっき飲んだバームの効果が出てきたのと
9合目直下の急登では足取りも軽く、気持ち良くステップを刻んで行った

9合目からはなだらかな稜線歩き
でも、本当になだらかなので、ホワイトアウトしたら
ちゃんと下山できる自信がない
ついでに、伊吹山はガスが出やすい山でもある

なので、晴れていれば全く難易度は高くない山なのだが
自信を持って誰かを連れて行く…という自信はない
一人でも、ガスってきたら、9合目で引き返してしまうかもしれない

だけど、今日は超快晴!!
気温は高いけど、空の色は、冬山らしい、わざとらしいくらいの青
頂上からは白山や荒島岳、鈴鹿山系も真っ白にクッキリと見えた

ゴンドラを降りて3時間弱
標高1400mに満たない山
だけど、冬の晴れた日は、北アルプスにも劣らない(と思っている)景色が広がっていた
これだから雪山は止められない

頂上の半分雪に埋まったベンチでお湯を沸かして昼食
さすがに頂上では風に吹かれていると寒い
暖かいカップ麺と、サーモスの紅茶が美味しかった

いざ下山
9合目からはストックをピッケルに持ち替えて
ウエアの裾をレインパンツに収めて
尻セードする気マンマンで滑ってみたのだが

…滑らん…
湿った雪はちょっとねちゃつく感じでイマイチ気持ち良く滑らなかった

でも、歩いて降りる分には滑りやすいというイヤな雪
上からアイゼンを履いた人が滑り落ちてくるので要注意だ

もともとは下りが大の苦手な私なのだが
スキーをやっていたせいか、雪山だけは下りも怖くないのだ
軽快に、あっという間に高度を下げていく

もっとジックリ味わって降りたら良かったかなぁ~

バスの時間もあったので、下りもゴンドラを使って下山
Aちゃんのフィアンセと京都駅で落ち合って5人で
定番化しつつある、京都の韓国料理屋さん『葉月』へ

食べて、飲んで、喋って、食べて、飲んで、喋って
これで2400円/人
最初に行った時の4000円って…どんだけ食べたのか不安になっちゃう

しかし、伊吹山ハイキングで息が上がったというのは情けない
明日から、ちょっと、歩くトレーニングも始めないとな…反省…