今回は「ヒットマン(CS)」です。
ジェット・リーが心優しい暗殺者を演じるサスペンス・アクション。暗殺された富豪が遺した1億ドルの“復讐基金”を巡る、熾烈な争いを描く。
主演:ジェット・リー
共演:エリック・ツァン、サイモン・ヤム、ジジ・リョン、佐原健二など
<ストーリー>
香港の裏社会で権力をふるう日本人投資家が、覆面の男に暗殺された。「犯人への復讐を果たした者には、賞金1億ドルを与える」という故人の遺志で懸賞金が発動され、世界中の暗殺スペシャリストが香港に集結。元特殊部隊の暗殺者フウも賞金につられ、ターゲットを追い始めるのだが・・・。
1998年の作品である。
日本では公開されなかったようだけど、同年にはあの「リーサル・ウェポン4」で悪役を演じて強烈な印象を残している頃である。
ハリウッドデビューの作品が「リーサル・ウェポン4」なので、ハリウッドに進出する直前の作品ということになる。
さて、内容であるが、日本人ヤクザの親分が「炎の天使」と言われている殺し屋に殺されたのだが、故人の遺志により、「炎の天使」を殺せば1億ドルの賞金が出ることとなり、これにジェット・リー演じる主人公フウと怪しげな代理人エリック・ツァンが絡んでくる、というもの。
殺されるのが日本人ヤクザということで、当然のことながら出てくるヤクザ連中は全員日本人。
先日見た「ベスト・キッド」では、全員エセ日本人で、英語しか話さないのに対して、こちらは全員間違いなく日本語をしゃべっている。
ところが、この日本語が全員棒読み!という、ものすごい状態で、そのへんの日本人を適当に集めてきて撮ったのではないかと思われるほど、下手クソ極まりない場面だった。
そして、その殺された親分も下手クソなセリフ回しだったので、誰だろうと思っていたら、何と「ウルトラQ」の佐原健二だった。
あんなに下手クソだったっけ?
さて、主人公フウが「炎の天使」なのかと思っていたら、そうではなく、彼は「心優しい暗殺者」なんだとか。
何じゃ、それは?
暗殺者集団に所属しているというのに、どうしてそんな設定にしたのかはよくわからない。
ただ、女性は殴らない・子供のいる前では暗殺しないという場面が出てくるので、これを「心優しい」としたのだろうけど、どう見たって「これまで暗殺なんかしたことがないんじゃないの」思われるような男だった。
そんなフウが「炎の天使」を追っているのだが、途中でその正体に気づき、以降は逆に「炎の天使」に協力するようになる。
そして、終盤になって、ヤクザ集団とのバトルになるのだが、前半はほとんどアクションに見るべきものがなかったので、後半「優しい暗殺者が実は・・・」ということで、ジェット・リーが爆発するものと思っていた。
しかし、残念ながら最後はジェット・リーと「炎の天使」が共闘するので、やや不満が残る感じだ。
全体的にコメディタッチのやり取りが多い中、ヤクザだけでなく一般人も含めて結構な人が殺されるシーンが出てくる。
このあたりの描き方は、ジャッキー・チェンの方が得意(?)だと思われるので、ジェット・リーはとにかく強い男でいてほしい。
ということで、アクション映画なのでそこそこ楽しめたけど、ちょっと不満も残るので、評価は「C」にしておきます。
ジェット・リーが心優しい暗殺者を演じるサスペンス・アクション。暗殺された富豪が遺した1億ドルの“復讐基金”を巡る、熾烈な争いを描く。
主演:ジェット・リー
共演:エリック・ツァン、サイモン・ヤム、ジジ・リョン、佐原健二など
<ストーリー>
香港の裏社会で権力をふるう日本人投資家が、覆面の男に暗殺された。「犯人への復讐を果たした者には、賞金1億ドルを与える」という故人の遺志で懸賞金が発動され、世界中の暗殺スペシャリストが香港に集結。元特殊部隊の暗殺者フウも賞金につられ、ターゲットを追い始めるのだが・・・。
1998年の作品である。
日本では公開されなかったようだけど、同年にはあの「リーサル・ウェポン4」で悪役を演じて強烈な印象を残している頃である。
ハリウッドデビューの作品が「リーサル・ウェポン4」なので、ハリウッドに進出する直前の作品ということになる。
さて、内容であるが、日本人ヤクザの親分が「炎の天使」と言われている殺し屋に殺されたのだが、故人の遺志により、「炎の天使」を殺せば1億ドルの賞金が出ることとなり、これにジェット・リー演じる主人公フウと怪しげな代理人エリック・ツァンが絡んでくる、というもの。
殺されるのが日本人ヤクザということで、当然のことながら出てくるヤクザ連中は全員日本人。
先日見た「ベスト・キッド」では、全員エセ日本人で、英語しか話さないのに対して、こちらは全員間違いなく日本語をしゃべっている。
ところが、この日本語が全員棒読み!という、ものすごい状態で、そのへんの日本人を適当に集めてきて撮ったのではないかと思われるほど、下手クソ極まりない場面だった。
そして、その殺された親分も下手クソなセリフ回しだったので、誰だろうと思っていたら、何と「ウルトラQ」の佐原健二だった。
あんなに下手クソだったっけ?
さて、主人公フウが「炎の天使」なのかと思っていたら、そうではなく、彼は「心優しい暗殺者」なんだとか。
何じゃ、それは?
暗殺者集団に所属しているというのに、どうしてそんな設定にしたのかはよくわからない。
ただ、女性は殴らない・子供のいる前では暗殺しないという場面が出てくるので、これを「心優しい」としたのだろうけど、どう見たって「これまで暗殺なんかしたことがないんじゃないの」思われるような男だった。
そんなフウが「炎の天使」を追っているのだが、途中でその正体に気づき、以降は逆に「炎の天使」に協力するようになる。
そして、終盤になって、ヤクザ集団とのバトルになるのだが、前半はほとんどアクションに見るべきものがなかったので、後半「優しい暗殺者が実は・・・」ということで、ジェット・リーが爆発するものと思っていた。
しかし、残念ながら最後はジェット・リーと「炎の天使」が共闘するので、やや不満が残る感じだ。
全体的にコメディタッチのやり取りが多い中、ヤクザだけでなく一般人も含めて結構な人が殺されるシーンが出てくる。
このあたりの描き方は、ジャッキー・チェンの方が得意(?)だと思われるので、ジェット・リーはとにかく強い男でいてほしい。
ということで、アクション映画なのでそこそこ楽しめたけど、ちょっと不満も残るので、評価は「C」にしておきます。
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