今週一番の話題と言えば、これしかないだろう。
小沢一郎夫人が小沢一郎と離婚した、という手紙が今週発売の「週刊文春」に掲載された件。
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/1442
小沢一郎が離婚しようが別にいいのだが、問題はその理由。
手紙によると、夫人が離婚を決意した経緯は、まとめると以下のようになる。
・小沢に愛人がいることが発覚したものの、本人は謝罪するどころか「いつでも離婚してやる」と開き直った。
・それでも、「小沢が郷里と日本のために役立つかもしれない。私が水をさしていいのか」と夫婦関係を継続。
・しかし東日本大震災後、放射能が怖くて地元を捨てて逃げた。
・これにより、あらためて小沢が岩手や日本のためになる人間ではないと分かった。
もちろん、この手紙がガセである、という声も多い。
「野田首相が消費税法案を通そうとしている時に、わざわざこんなタイミングで出てくるのは、これに正面切って反対している小沢一郎を排除するための陰謀だ」とか「こんなものを10数人に同時に出すなんてことはありえない」などなど、単なる感情的なものや、いちおう理屈が通っているものまである。
当然のことながら、真偽のほどはわからない。
ただ、この手紙の内容を読んで思うことは、「小沢一郎なら、やりかねない」ということだ。
どうしようもない「悪人顔」はともかく、もともと「チキン」だ、とは思っていた。
金を自由に動かすことができる幹事長にこだわってきた、と言われるが、「総理大臣になれたのにならなかった」というのは、表舞台に立つのがイヤなだけで、本来まともなやり取りが苦手なんだと思う。
鋭い質問を受けると、ムッとして言い返す、というのも小心者の特徴だろう。
ただ、「放射能が怖くて岩手を捨てた」というのは、さすがにウソ臭いけど、震災後岩手に入ったのは、たった一度だけ、という事実はどうとらえればいいのだろう。
つまり、一番力になってほしい時期に顔を見せない、ということは、少なくとも政治家にとって致命的なマイナスではなかろうか。
少なくとも日本の国益など考えていないと思われる小沢一郎だけど、「選挙」という制度がある以上、地元を蔑ろにすることはできないはず。
なのに、なぜ地元に激励に来なかったのか。
党員資格停止中の身である小沢一郎が、国政云々などは関係ないはず。
小沢一郎の側近は「警護の問題などもあり、地元に遠慮してあえて現地入りを避けてきた」と言い訳をしているらしいが、民主党の幹部の一人は「陳情されてもあまり対応できないことが明らかになり、“神話”が崩壊するのを避けたかったのだろう」との見方を披露している、ともある。
これが本当だとしても、できるかできないかはともかく、地元民の声を聞くことだけでも重要なことなんじゃなかろうか。
いずれにしても、真偽のほどは別にして、こんな男は、一刻も早く政治の舞台から葬り去るべきだと思う。
小沢一郎夫人が小沢一郎と離婚した、という手紙が今週発売の「週刊文春」に掲載された件。
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/1442
小沢一郎が離婚しようが別にいいのだが、問題はその理由。
手紙によると、夫人が離婚を決意した経緯は、まとめると以下のようになる。
・小沢に愛人がいることが発覚したものの、本人は謝罪するどころか「いつでも離婚してやる」と開き直った。
・それでも、「小沢が郷里と日本のために役立つかもしれない。私が水をさしていいのか」と夫婦関係を継続。
・しかし東日本大震災後、放射能が怖くて地元を捨てて逃げた。
・これにより、あらためて小沢が岩手や日本のためになる人間ではないと分かった。
もちろん、この手紙がガセである、という声も多い。
「野田首相が消費税法案を通そうとしている時に、わざわざこんなタイミングで出てくるのは、これに正面切って反対している小沢一郎を排除するための陰謀だ」とか「こんなものを10数人に同時に出すなんてことはありえない」などなど、単なる感情的なものや、いちおう理屈が通っているものまである。
当然のことながら、真偽のほどはわからない。
ただ、この手紙の内容を読んで思うことは、「小沢一郎なら、やりかねない」ということだ。
どうしようもない「悪人顔」はともかく、もともと「チキン」だ、とは思っていた。
金を自由に動かすことができる幹事長にこだわってきた、と言われるが、「総理大臣になれたのにならなかった」というのは、表舞台に立つのがイヤなだけで、本来まともなやり取りが苦手なんだと思う。
鋭い質問を受けると、ムッとして言い返す、というのも小心者の特徴だろう。
ただ、「放射能が怖くて岩手を捨てた」というのは、さすがにウソ臭いけど、震災後岩手に入ったのは、たった一度だけ、という事実はどうとらえればいいのだろう。
つまり、一番力になってほしい時期に顔を見せない、ということは、少なくとも政治家にとって致命的なマイナスではなかろうか。
少なくとも日本の国益など考えていないと思われる小沢一郎だけど、「選挙」という制度がある以上、地元を蔑ろにすることはできないはず。
なのに、なぜ地元に激励に来なかったのか。
党員資格停止中の身である小沢一郎が、国政云々などは関係ないはず。
小沢一郎の側近は「警護の問題などもあり、地元に遠慮してあえて現地入りを避けてきた」と言い訳をしているらしいが、民主党の幹部の一人は「陳情されてもあまり対応できないことが明らかになり、“神話”が崩壊するのを避けたかったのだろう」との見方を披露している、ともある。
これが本当だとしても、できるかできないかはともかく、地元民の声を聞くことだけでも重要なことなんじゃなかろうか。
いずれにしても、真偽のほどは別にして、こんな男は、一刻も早く政治の舞台から葬り去るべきだと思う。
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