役に立たないもの

先日、「被災地に千羽鶴や応援メッセージを書いた寄せ書きとかを送るヤツがいるのだとか」ということを書いたけど、まだまだ意味不明な救援物資はたくさんあるらしい。


ネットを徘徊していると、「無能な救援物資で打線を組んでみた」というのがあった。

それによると、打線は以下のようになっていた。

１．(遊)おにぎり
２．(二)パン
３．(右)寄せ書き
４．(指)千羽鶴
５．(一)ビデオレター
６．(左)古着
７．(中)電球
８．(捕)災害対応マニュアル小冊子
９．(三)ペットフード
Ｐ． 歌声



１番・２番は「何で？」と思っていたのだけど、どうやら「消費期限があるので、大量に捨てざるをえなくなる」ということだそうな。

そう言えば「大量におにぎりを廃棄」というニュースもあったなあ。

クリーンアップは、さすがに強力だ。

「ビデオレター」までは思いつかなかった。

８番もなかなかだと思う。

災害が起こって、今まさに困っている時に「さあて、災害時にはどう対応すればいいの？」とか悠長に構えているヒマなんてないだろうな、とは思う。

９番は何だろう。

ペットを飼っていない家庭にとっては、ムダ以外の何物でもないのだろうけど、ペットがいるところは、結構重宝するんじゃなかろうか。

Ｐの「歌声」って何だ？

ビデオレターみたいに、声のお届け物という意味なら、まったくの不要物なんだろうけど、わざわざ「歌声」として独立させているということは・・・

もしかして、歌手（芸能人）がやってくる、っていう意味かな？

だとすれば、まったく興味のない人にとっては、邪魔だけど、大ファンだったりすると、元気が出るとかするんじゃないの？

しかも、芸能人だから、単に歌を歌うだけじゃなくて、当然救援物資なんかも持ってきてるんだろうし。

特に杉良太郎さんなんかが来たりなんぞしたら、狂喜乱舞する人続出だと思うぞ。

何せ、支援の規模が違うし。


逆に、意外と役に立つものとしては、次のようなものがあるらしい。
（もちろん、食料・水・お金以外で・・・）

・トイレットペーパー（本来の使い道の他、焚きつけ、止血など）
・生理用品（止血など）

後は、段ボールと反射板ストーブ、ペットボトル、ゴミ袋や未使用のレジ袋なんかも、意外と役に立つそうだ。


それはいいとして・・・

無能な救援物資の４番バッターって、もしかして「マスコミ」じゃないか、という気がしてきた。

これって、「役に立たない」とかじゃなくて、「ない方がいい」「消えてほしい」に該当するのだから、やっぱ最強だと思う。