こんな連中が知事になってはいけない

昨日は、沖縄慰霊の日だったのだとか。

あの戦争からもう７９年経つのかと思うが、確か１０年以上前に、日本の将来をまじめに考える人たちと大阪で集まった時に、現状を憂う中、私よりも少し年配の方が「戦後７０年、いろいろあってこうなっちゃったんだから、これから７０年かけてゆっくり直そうよ」と言ったのを覚えている。

戦後のドタバタの中、変な憲法を押し付けられたり、教育が変な方向に突っ走ってしまったりと、「平和だけど、自分たちでは何にもできない国」になってしまったのだが、その後改善されるどころか、ますます悪くなっているような気もする。

「悪夢の民主党政権」という史上稀にみるキチ〇イ政権があって、日本も地に落ちたかと思っていたのだが、その後安倍政権で何とか持ち直しかかっていたのに、その安倍さんが凶弾に倒れ、今や野党は言うに及ばず、自民党までどうしようもない政党になってしまい、この先が不安だ。

さてそんな中、昨日の慰霊の日で県知事である玉城デニーが、アホな挨拶をしていた。

テレビでは一部しか報じられなかったのだが、やはり印象に残るのは次の一文だろうか。

「自衛隊の急激な配備拡張が進められており、悲惨な沖縄戦の記憶と相まって、私たち沖縄県民は、強い不安を抱いています」

ロシアがウクライナに侵略を仕掛け、チャイナの脅威がますます大きくなっている中で、「自衛隊の増強を懸念している」と言っているのである。

これだけでもアホ丸出しなんだけど、念のため全文を見てみた。

＜玉城挨拶全文＞
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-3225920.html

よくわからないのは次の部分。

「東アジアでは、米中対立や中国の軍事力の強化、台湾や朝鮮半島を巡る問題など、自国の軍事増強により、抑止力の強化がかえって地域の緊張を高めている一方、経済面での緊密な結びつきが併存するなど、安全保障環境が複雑化しています」

「米中対立」「中国の軍事力強化「「台湾問題」「朝鮮半島問題」これらはすべてチャイナ絡みだ。

それに対して「自国の軍事増強により、抑止力の強化がかえって地域の緊張を高めている」と言っているのだけど、ここでいう「自国の軍事増強」って日本のことなのか、チャイナのことを指しているのか？

あえてボカしているのかも知れないが、もし日本のことを指すのであれば、東アジアの緊張は日本の軍事増強が原因だ、と言っていることになるし、もしチャイナのことを指すのであれば、「チャイナの軍事増強は抑止力のため」と言っていることになる。

たぶん前者だと思うのだが、そうすると玉城は「チャイナが軍事を増強しているのは、日本が軍事増強しているからだ」と言っていることになる。

ふ～ん、チャイナはホントは平和を望んでいる、というわけか？

今さら「玉城は頭がおかしい」などとは言わない。

こいつは、チャイナ側の立場に立って発言しているだけだということが、改めてわかる発言だと思う。

周辺諸国を侵略する気マンマンのチャイナを巡る東アジアの緊張について、「日本もそれらの脅威に備えなければいけない」と言うのならともかく、とにかく「チャイナは抑止力のためだからしょうがないけど、それ以外の国は軍事力を増強してはいけない」と堂々と言うのだから恐れ入る。

一自治体の知事とは言え、こういうキチガ〇がトップに立つだけで、日本を混乱に陥れるのだから、首都である東京都の知事は、こんな変なヤツがなってはいけないと強く思う。