先日触れたれいわ新選組の高井たかし君の提案についての続報です。
復習のために、もう一度繰り返しますが、高井君の提案はいろいろありますが、こちらが取り上げたのは、以下の2つです。
「全国に2000隻以上あるフェリーを避難所にすること」
「あるいは、20万台近くあるキャンピングカーを国が借り上げて仮設住宅にすること」
高井君の提案ツイートに対して、早速「コミュニティノート」がついていました。
まず、フェリーについては「日本国内のフェリーは285隻」、そしてキャンピングカーについては、「日本の2022年度でのキャンピングカーの登録台数は『14万5000台』であり、2023年度に昨年と同程度増えたとしても15万5000台です」という指摘があったようです。
この補足として「れいわ新選組が言っている2000以上というのは、おそらく渡し船とかも含まれる数字です」という指摘がありましたが、そういう細かいところまで調べるのは、さすがに高井君には無理でしょう。
例え渡し船だとしても、その土地の人たちが「フェリー」と呼んでいるとしたら、その数を総数に入れてもおかしくはないと思う。
2000だろうが200だろうが、大勢の人たちを一度に乗せられるフェリーを被災地に送り込もうという発想が出ていること自体は褒めてあげないといけないと思います。
そもそも、「どうやって現地に運ぶの?」とか「それまで利用していた人たちはどうなるの?」とかいう問題については一切考えていない、というかそこまで頭が働かないのだから、そういう細かいところを指摘するのは酷だと思います。
そして、前回宿題となっていたキャンピングカーについての提案。
高井君は「20万台近く」と言っているのに対して、「実際には15万台前後だよ」と指摘するのは、個人的には「難癖」みたいなものだと思います。
高井君としても、「15万のうち1万の位を四捨五入すれば20万になるじゃないか」と思っているかも知れないわけで、そこまで責めるのはかわいそうでしょう。
さらに、「そんなことができるわけないじゃないか」という指摘の中には「キャンピングカーと言っても、トイレを装備していないものが半数を超えていたり、軽自動車ベースのものもあったりいろいろです」というものがありました。
これまた重箱の隅をつつくような指摘であり、少なくともキャンピングカーが利用できないか、という発想が出てきていることを誉めてあげるべきだと思います。
そして「何よりも、キャンピングカー所有者を各世帯に連絡を取って、代車を用意するから貸してくれなんて、そんなのをやる時間のほうがよほどかかりますよ」という指摘もありました。
これなどは至極当たり前の話であって、もちろん反論するつもりはないけれど、高井君がそこまで考えることができるかとなると、「もちろん無理!」なので、これも責めるのはかわいそう。
さらに「ただでさえ活動スペースが限られている奥能登方面に、どうやって20万台なんて車を置くスペースや、そのための発電設備、し尿処理設備、浄水供給設備を確保するんでしょうかね?」という疑問を投げかけるものもありましたが、それは先のフェリーの移動と同様、そこまで高井君たちが考えられるわけがない!のですから、もうやめてあげてください。
高井君たちは、ない頭を使って一生懸命考えたんです。
おそらく、ロールプレイングをやって「とりあえず考えられるものは、恥ずかしがらずにすべて出しましょう。そして、人の提案をゼッタイ批判してはいけません」という、危険予知訓練の4ラウンド法をまじめにやったのだと思います。
もう少し大きな心で見てあげましょう。
ただ・・・
高井君たちが、もう一ランク上のレベルに達するには、まだまだかかりそうです。
復習のために、もう一度繰り返しますが、高井君の提案はいろいろありますが、こちらが取り上げたのは、以下の2つです。
「全国に2000隻以上あるフェリーを避難所にすること」
「あるいは、20万台近くあるキャンピングカーを国が借り上げて仮設住宅にすること」
高井君の提案ツイートに対して、早速「コミュニティノート」がついていました。
まず、フェリーについては「日本国内のフェリーは285隻」、そしてキャンピングカーについては、「日本の2022年度でのキャンピングカーの登録台数は『14万5000台』であり、2023年度に昨年と同程度増えたとしても15万5000台です」という指摘があったようです。
この補足として「れいわ新選組が言っている2000以上というのは、おそらく渡し船とかも含まれる数字です」という指摘がありましたが、そういう細かいところまで調べるのは、さすがに高井君には無理でしょう。
例え渡し船だとしても、その土地の人たちが「フェリー」と呼んでいるとしたら、その数を総数に入れてもおかしくはないと思う。
2000だろうが200だろうが、大勢の人たちを一度に乗せられるフェリーを被災地に送り込もうという発想が出ていること自体は褒めてあげないといけないと思います。
そもそも、「どうやって現地に運ぶの?」とか「それまで利用していた人たちはどうなるの?」とかいう問題については一切考えていない、というかそこまで頭が働かないのだから、そういう細かいところを指摘するのは酷だと思います。
そして、前回宿題となっていたキャンピングカーについての提案。
高井君は「20万台近く」と言っているのに対して、「実際には15万台前後だよ」と指摘するのは、個人的には「難癖」みたいなものだと思います。
高井君としても、「15万のうち1万の位を四捨五入すれば20万になるじゃないか」と思っているかも知れないわけで、そこまで責めるのはかわいそうでしょう。
さらに、「そんなことができるわけないじゃないか」という指摘の中には「キャンピングカーと言っても、トイレを装備していないものが半数を超えていたり、軽自動車ベースのものもあったりいろいろです」というものがありました。
これまた重箱の隅をつつくような指摘であり、少なくともキャンピングカーが利用できないか、という発想が出てきていることを誉めてあげるべきだと思います。
そして「何よりも、キャンピングカー所有者を各世帯に連絡を取って、代車を用意するから貸してくれなんて、そんなのをやる時間のほうがよほどかかりますよ」という指摘もありました。
これなどは至極当たり前の話であって、もちろん反論するつもりはないけれど、高井君がそこまで考えることができるかとなると、「もちろん無理!」なので、これも責めるのはかわいそう。
さらに「ただでさえ活動スペースが限られている奥能登方面に、どうやって20万台なんて車を置くスペースや、そのための発電設備、し尿処理設備、浄水供給設備を確保するんでしょうかね?」という疑問を投げかけるものもありましたが、それは先のフェリーの移動と同様、そこまで高井君たちが考えられるわけがない!のですから、もうやめてあげてください。
高井君たちは、ない頭を使って一生懸命考えたんです。
おそらく、ロールプレイングをやって「とりあえず考えられるものは、恥ずかしがらずにすべて出しましょう。そして、人の提案をゼッタイ批判してはいけません」という、危険予知訓練の4ラウンド法をまじめにやったのだと思います。
もう少し大きな心で見てあげましょう。
ただ・・・
高井君たちが、もう一ランク上のレベルに達するには、まだまだかかりそうです。
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