まあ、カードが大好きな人だっているわけだし・・・

昨日のサッカーＷ杯最終予選、対オーストラリア戦は、１－１の引き分け。

最後は、フリーキックも蹴らせてもらえないほど「何だかなあ」の判定の連続で、両チームともに退場者１名ずつ出たものの、総じて日本側に不利な判定ばかり。

と言うか、たいていの場合、選手が倒れたらファールを取る、という感じだった。

つまり、「ファールをもらいにいった場合、ほぼファールを取ってくれる」という、まさに「こすっからしい」選手向けの主審だったわけだ。

そういう意味では、基本的に「汚い」プレーをしない日本選手にとっては辛かっただろうと思う。


ただ、この日の主審を務めたサウジアラビアのガムディ氏は、これまでの試合でも、たくさんのカードを出すという「実績」があったのだそうな。

http://number.bunshun.jp/articles/-/31145


だから、事前にそのような情報を得ていれば、ある程度は防ぐことができた、ということが言えるかも知れない。

だけど、逆にこういう審判を利用しようとする選手がいてもおかしくないわけで、そのような状況下での試合ということを考えれば、１－１のドローはまずまずだっただろうか。

何せ、序盤は相手の攻撃の方が鋭かったし、最後の最後までオーストラリアの選手たちは走り回り、攻めていたからだ。

どう見たって「アジア予選」に参加するような連中（人種）じゃないのだろうけど、こういうチームに苦戦しているようでは、本大会でも苦戦するだろうから、やっぱり勝ってほしかったかな。


まあ、それはそれとして・・・

やはりウザかったのが解説の松木安太郎。

この男は、いつものことながら、興奮してくると何を言っているのかわからない。

とてもじゃないけど、解説向きじゃないわけだ。

ただただ興奮しているだけで、何かしゃべろうとはするのだけど、言葉が出てこないのか、全体として聞いてみると、「ん？今のどういう意味？」というのが多い。

昨日、一番笑ったのが・・・

両チームとも点が取れない中、前半終了近くで、日本のチャンスの時。


「ここで点を取ってくれれば・・・・・・嬉しいね！」


そりゃあ、そうだ。
応援している側は、いつだって、点を取ってくれれば嬉しい。

「点を取ってくれれば」の後にちょっと間が空くから、どう繋げるんだろう、と思っていたら「嬉しいね」とは・・・

単なるファンとして出ているのなら、あんまり無理してしゃべらない方がいいと思うのだけど・・・

フィールド担当の名波にしても、松木よりも、セルジオ越後に同意を求めることの方が多いのも、また笑ってしまう。