はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

義務を果たさず、権利しか主張しないヤツら

2015-02-09 | 日記
兵庫県明石市で、友人の結婚式で上映するビデオを撮影するために、海に飛び込んで、そのまま行方不明になってしまったバカ者二人。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1828297.html

どんなビデオを作ろうとしていたのかは知らないけど、当日強風波浪注意報が出ていたとか云々以前に、海に飛び込んで何かしようとしたその意図が理解できない。

つまり、流されたのは結果であって、そもそもこの時期の海に入ることがどういうことなのか、20歳も過ぎればわからんか?と思うわけだ。


さて、すでにいろいろとツッコまれているこの話題。

シリアへの渡航を計画していて、旅券を返納させられたフリーカメラマンの杉本祐一。

これについて、外務省は「旅券法に『旅券の名義人の生命、身体又は財産の保護のために渡航を中止させる必要があると認められる場合は、外相などが名義人に旅券の返納を命令できる』と規定されているので、これに基づいて緊急に旅券を返納させる必要があると判断した」と答えている。

うん、当たり前の規定だと思うし、むしろ外務省の職務として、きちんと遂行してもらわなければ困る。

http://www.asahi.com/articles/ASH277KX4H27UTFK00G.html

しかし、このフリーのおっさんは「憲法が保障する渡航と報道の自由はどうなる」と怒っているそうだ。

バカなのか?このおっさんは。

シリアは、現在渡航自粛を求められている国だ。

なぜ、渡航自粛を要請されているのか、このおっさんはわかっているのか?

そして、そのシリアで、つい先日湯川・後藤両氏が拘束され、殺害されている。

しかも、誘拐し殺害したとされる「イスラムの山賊」は、日本人を標的にするという宣言までしている。

こんな国に対して「入国するのは勝手(自由)でしょ?」などと言えると思っているのかね。

テレビの映像を見る限り、何だかアホっぽいし、とても「いざという時の覚悟はできている。例え拘束されたとしても、責任は自分にある」とは考えてなさそうだ。

現に、「すべて自分の責任」と公言していた後藤氏でさえ、いざ拘束されたら、個人の問題ではなく、外交問題にまで発展しているわけだ。

ヨルダンに対して、どれだけ迷惑を掛けたことか。

こんなことさえ理解できないおっさんが、シリアに行って、いったい何をしたいわけ?

もしかして金のため?

実際、自分たちではほとんど取材しない朝日新聞などが、こういうフリーの人間を使って撮らせた写真や記事に対して高い金を出している、という話も聞く。

でも、ホントは最初から行く気なんてなかったんじゃないか、という気もする。

つまり、「行くぞ、行くぞ」と言うと、当然のことながら外務省や警察庁からは自粛の要請がくる。

それを無視すれば、外務省だって放っておけないから、最終的には旅券を差し押さえられる。

とこで、「渡航と報道は自由だろ」と主張するわけだ。

そこまで読んでの行動、と思われても仕方がない。

いちおう、海外には行ったことがある御仁のようだから、わけもわからずにシリアに行こうとしたバカ大学生とは違って、単なるパフォーマンスには見えないわけだし。


いずれにしても、「自由」とか「権利」を声高に主張するヤツに限って、「責任」とか「義務」というものを果たそうとしないのはなぜ?

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