のだめカンタービレ  レッスン12

2013-07-04 12:30:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 千秋は無理やりのだめにご飯を食べさせようとしていた。
 ピアノでラフマニノフを弾きたいと頑張っている。ご飯すら食べない。だから、千秋が学校でオケの部分をピアノで弾き、のだめがピアノの部分を弾いた。
 
 しかし早い。音も多い。とてもじゃないがのだめの自己流が全開していた。
 それでも千秋は合わせようとなんとかのだめに自分の音を聞かそうとした。

 他の生徒からすれば、千秋が伴奏をしてるなんて…と脅威だ。

 無責任な噂は、付き合ってる、同棲してるとどんどん先走る。元カノの冴子は面白くない。

 2回演奏してのだめは気絶し、そのまま眠った。

 さすがの千秋もどうしていいか判らない。

 冴子は誰と付き合っても満足できずもう1度付き合いたいと思っている。


 千秋はコンチェルトをやれというが、もうやったとのだめはいう。でもオケでやりたいならコンチェルトは大事だと千秋は言うが、遊びに誘われるとさっさともう満足したと遊びに行ってしまう。


 千秋が「クラッシック・ライフ」に載った。書いたものが学祭来ていたらしい。

 しかもべた褒めだ。

 千秋は楽器末試験でリストの曲をしようとする。のだめはモーツアルトとすると言うが、目をそらし、さっさと去っていく。

 あいつの希望は低いと、千秋は改めて思う。

 真澄はオーケストラに就職が決まった。

 千秋は卒業したら海外留学せず院に進むという。

 千秋に音楽雑誌の編集者と評論家が訪ねてきて、シュトレーゼマンが事前にOKを出したから勝手に描かせてもらったという。

 評論家の佐久間はすっかりファンだ。

 みんな、千秋は卒業したら海外に行きシュトレーゼマンの所へ行くか、コンクールに出ると思っている。

 しかし飛行機に乗れない千秋は海外に行けない。

 なんで海外に行こうとしないのか?と言われるが、俺がどこで何をしようが俺の勝手だろうと怒りだす。
 
 ぞれぞれ、卒業後の進路が決まる。音楽と関係のない仕事に就く人間が多い。

 のだめも先を考えないといけない。今も試験期間中だ。のだめは卒業したらどうするつもりだ?と聞かれたが、卒業したら幼稚園の先生になるつもりだという。
 もっと頑張ってコンクールに出るつもりはないのか。でたらめでもあれだけできるのになんでもっと上を目指さないんだとのだめに言いながら、千秋は、自分がのだめを心配するように、俺のことをあの記者達も心配してる。海外に行くことが全てじゃないが、日本でなにをするか、千秋にとってはそれが大きな問題だということに気付いた――――。


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