想像上のウエディングディー

2008-07-14 19:54:20 | 戯曲塾
 時間がありましたので、『蒲田行進曲』という戯曲を読んでおりました。
 言わずと知れたつか先生の作品です。

 とりあえず、これもお嫁に行く話・・・なんですが、それで結んでしまうと微妙なものがあるな。
 
 三角関係の話です。
 
 劇作家コースでも人間関係の基本として、よく書かされる三角関係の、1つの・・・かなり強烈なパターンです。

 でも何でこんなに違うんだろう・・・。

 そこは考えてもしょうがない場合もあるので、自分の作品を考えましょうと思う所ではあるんですが・・・。

 不思議な話ですね、『蒲田行進曲』。
 蒲田駅に行かれたことがある方は、JRの電車の発車時の音を覚えていますか。この『蒲田行進曲』の映画化されたおりに使われた歌が元になっています。
 
 『蒲田行進曲』を始めて観ましたのは私も小学生の頃でした。
 私は長らく舞台でつか作品というものを観たことがなくて、すべて映像化されたものから得た知識でした。

 あの当時も不思議でしたが、今も・・・、今だから、尚のこと不思議な作品です。

 お話なんて理屈優先で作るもんじゃないってことかもしれません。

 個人的にですが、作品は「目の前のことで考えるな。上から降ろしてもらえ」と言われます。
 
 その降ろしてもらうと感覚が、下手すると判らないのですが・・・。

 判ってないかもよ、本当に。

 そこか?結局の所。
 そう思わなくもない。

 どちらにしても『蒲田行進曲』のお陰で(ウエディングも出て来るからね)意外とウエディングディーな本日になりました。


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