夫・カイルはやっと拘置所から取引で釈放される。妻のライリーはやり直したいというカイルの言葉を中々受け入れられない。1度は義理の弟のエヴァンと上手く行きかけていたのにそれもダメになる。
左・カイル/右・エヴァン
エヴァンは警官になることにして学校に入る。そしてそこで出会った女性・シェルビーと付き合うようになるが、どこかでライリーが忘れられない。
ライリーの母・リネットは薬物依存症を直そうと施設に入るが、その分、ライリーの負担は増えた。
ライリーは考えた末、それを望むディイルという客とついに売春に手を染め5万ドルを手に入れる。
ライリーは覚悟を決め、子ども達のことを考え、カイルとの夫婦関係をやり直そうと同居を始める。
親友のレイシ―は子どもが欲しいができない。やっと不妊治療の結果妊娠するが、泥棒が押し入り、流産してしまう。全ては「クライアント・リスト(顧客名簿)」のせいだ。
しかし、キム・キミ(ミキ?)という東洋人が生まれてくる子を養子にくれるという。喜んだレイシ―とライル夫妻だが、キムの相手のビリーが現れ、やはり一緒に育てようという。
しかし、愛情深いレイシ―夫妻に育ててほしいと「コール」と名付けた男の子をレイシ―夫妻に託した。
エヴァンはレンジャーとして売春等をしている組織を取り締まる仕事に着いた。
目を付けられているのはカーライルというモンスターと言われる男だ。売春、麻薬、人身売買なんでもアリだ。
しかしエヴァンの彼女であるシェルビーにもやっとチャンスが巡って来た。売春を上げるには男ではなければダメだったが、ライリーの店にいるニッキー・シャノンがかつてカーライルの店で3年間ストリッパーとして働いていた。それを可哀想に思い、情をかけたライリーだったが、カーライルとの関係がどうしても切れないニッキーはライリーが埋めて隠した大切な「クライアント・リスト(顧客名簿)」を彼女をつけて掘り返してしまう。
しかし、カーライルには渡せずにいた。
ルブタンという今回の州全体で捜査をしている所長の所へ脅迫メールが来る。彼もライリーの店「ザ・ラブ」の客だ。しかし脅しているのはカーライルだ。48時間内に止めなければ…と脅迫され、ライリーにどうにかしろという。
しかし、そのときになってライリーは「クライアント・リスト」が掘り返されていることに気づく。
ニッキーはつい最近カーライルと会っている写真を警察に撮られ、逮捕される。
ニッキーはとぼけきり、戻って来るが、リストを持って行ったことでライリーから責められる。まだ渡していないから返すと言うが、いつの間にかリストはカーライルの手に渡ってしまっていた。
一方、母校のアメフトのコーチになれると思っていたカイルは、その前歴から裏方の仕事しかできないと言い渡される。それでも仕事をしなければならないと覚悟を決める。
ライリーはニッキーを責めながら、どうにかリストを取り返そうとする。
エヴァンの彼女のシェルビーにやっとチャンスが巡って来た。刑事部からで、ニッキーが「ザ・ラブ」に勤めていることから、エヴァンを探り、カーライルの情報を探り出せと命令を受ける。
これに成功すれば、IA(内部調査室)の最年少のメンバーになれると誘いをかけられた。
リストを取り戻さない限り、刑務所行きのライリーは何としてもリストを取り戻さなければならない。助けるという夫・カイルにも本当のことは話せず、今度は自分が逃げ出したいと雨の中、雨に打たれて思う――――。