幻の王女 チャミンゴ  第1回

2013-04-12 15:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 高句麗(コグリョ)は強く、現王は領土を広げていくことにしか関心がない。しかし、楽浪(なんなん)はまだ反乱軍、ワン・ホルが狙っている。

 現王妃は息子・ヘエウを世子にしたい。しかし王にはホドン王子がいる。

 ほどんは楽浪の公主・ラヒの墓参りに行きたいが、血眼になってホドンとどうにかし隊と思っているのに、それどころじゃないというが、テティと2人でラヒ王女の墓に参る。ワン・ホルはここでホドンを生け捕りに使用という腹つもりだ。

 

 男に心を奪われ、楽浪を亡国した公主の墓。ラヒの墓はとても一国の公主の墓とは呼べない粗末なものだ。しかしラヒは国を撃ったわけだから仕方がない。

 ラヒの墓の前でホドンは問いかける。チャミョンはどこにいるんだ?

 楽浪が反乱軍を未だ仕掛けられるのは何故だ?王は不思議に思っている。
 チェ・リにはもう1人の公主がいる。

 チャミョンという公主だ。

 街ではチャチャンス技芸団が、王妃と王子の愛の物語を人形で演じている。

 愛し合った2人は高句麗の王子に頼まれ、自分の故国である宝・自鳴鼓(ちゃみんご)を裂いて壊してくれという。彼女は愛する王の言葉に逆らえず、故国を裏切ろうとしていた。

 叔母のヨランが夫とともに静かに観に来ていたが、ホドン自らやってきたことで、貸し切りで演じられる。

 ホドンは思い出していた。初めて自鳴鼓を父と楽浪の王、その公主・ラヒと始めてみたときのことを。

 この太鼓があれば、敵が侵入してくると自ら鳴りそれを知らせる。だから高句麗の方が広大であっても攻め入ることができない。

 しかし、どんどん領地の増やしていたい高句麗の国王は血を流さすに楽浪を落とせば、収めると約束をする。しかしそれは果たされない。

 王は静かに語る。祖父のユリ王が自分の息子を2人も殺した。それが信じれられなかったが、今なら判る。
 自分の息子でも意見が合わなければ政敵なのだ。
 チャミンゴを見つけ出し、その首を取れ。そうしたら、お前を太子にしてやる。ホドンはヘエウより癒しい女から生まれたようだ。
 ホドンは王の命を受ける。

 チャミョンはチャチャンスの劇場の下にかくまわれていた。

 チャミョンも思いだしていた。愛する男のため、太鼓を裂きに来たラヒ。毒を仕込んだ小刀でチャミョンを差す。

 ラヒ、チャミョンはそれぞれホドンを愛していた。
 しかし国を裏切ってもホドンに応えようとした(もし咲いてくれるなら兄弟国、族国にしようと言っていた。負けるよりその方がいいと思っていた)
 愛していても故国を守ろうとしたチャミョン。

 同じ愛でもその選択は間逆だった。

 生まれた時から2人の運命が間逆だったように…。


 テレビではこれは放送してないですね。第2話からしてるみたい。
 これ、副タイトルないんでしょうかね。ないならまた勝手につけますが?


 


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