今朝父は会社を休み、病院に出かけた。
こめかみに小さな吹き出物のようなシコリができたのである。
父によると、痛くも痒くもないという。
それだけ癌である可能性が高いということだ。
不安でならない。
父親とは「死」を防いでくれる防波堤のようなものだと読んだ記憶がある。
父親を失うと、防波堤の向こう側であった「死」が身近なものになるというのだ。
だが父ももう75歳、いつ事があってもおかしくない年齢である。
思えば、父の人生は働きづめの人生であった。
15歳で終戦、農地改革で土地をとられ、進学もできなかった。
十代の頃から働いて働いて、今でも会社に毎日通っている。
僕が鬱病で引きこもっており、安心して隠居できないということもあろう。
それを考えると、内心忸怩たるものがある。
父さん、ろくに言葉も交わさない毎日だけれど、父さんにはいつも感謝しているよ。
どうか単なる吹き出物でありますように・・・合掌。
こめかみに小さな吹き出物のようなシコリができたのである。
父によると、痛くも痒くもないという。
それだけ癌である可能性が高いということだ。
不安でならない。
父親とは「死」を防いでくれる防波堤のようなものだと読んだ記憶がある。
父親を失うと、防波堤の向こう側であった「死」が身近なものになるというのだ。
だが父ももう75歳、いつ事があってもおかしくない年齢である。
思えば、父の人生は働きづめの人生であった。
15歳で終戦、農地改革で土地をとられ、進学もできなかった。
十代の頃から働いて働いて、今でも会社に毎日通っている。
僕が鬱病で引きこもっており、安心して隠居できないということもあろう。
それを考えると、内心忸怩たるものがある。
父さん、ろくに言葉も交わさない毎日だけれど、父さんにはいつも感謝しているよ。
どうか単なる吹き出物でありますように・・・合掌。