kouheiのへそ曲がり日記

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世にも不思議な物語

2006-08-19 15:18:00 | 日記
オークションで安く『惑星ソラリス』のDVDを手に入れた。
だが・・・。

我が家には、居間のテレビのところに置いてある僕が買ったDVDプレーヤーと、客間に置いてある父が購入したDVDプレーヤーがあるのだが、理解不能な現象が発生したのである。
どなたか、この謎を解いてもらえないであろうか。

居間のDVDプレーヤーでは途中まで正常に再生されるのだが、クリスがスナウトの部屋を追い出されるところで急に画像が静止してしまうのである。
何度再生してみてもその部分で画像が止まるのだ。

DVD自体に問題はないと断言できる。
なぜなら、父のプレーヤーやこのパソコンでは何の問題もなく最後まで再生されるからだ。

では僕のプレーヤーに問題があるのだろうとおっしゃるだろうが、『惑星ソラリス』のディスク1以外のDVDは何の問題もなく正常に再生できるのである。

・・・さっぱり分からない。
以前の僕なら気が狂いそうになり、何かとんでもないこと(DVDを割ったり、プレーヤーを分解したり)していたかもしれない。

だが・・・思わぬところで仏様の教えが効いた。
つまり「ディスク1は父のプレーヤーやパソコンで観られたではないか、ディスク2は居間で観られるのだから、それで十分じゃないか」という心境になり、心がすうっと落ち着いたのである。

・・・しかし・・・理解不能なこの現象は・・・やはり気になりますわい(笑)

失敗は基礎固め

2006-08-14 15:22:00 | 日記
昔々、ある町に大金持ちがいました。
その金持ちがあるとき旅に出、遠い都で壮麗な三階建ての建物を見ました。
金持ちはびっくり仰天し、感動してしまいました。
なにしろ、その金持ちの住む町には平屋の建物しかなかったからです。

帰ってきた金持ちは、早速大工に命じ、三階建ての建物を造営させようとしました。
大工たちは一階部分を完成させると、すぐさま二階部分の建築にとりかかりました。

そんな折、金持ちが建築現場に視察にやって来て、こう言いました。

「お前たちは何をしているんだ!?」

「今急ピッチで二階をこしらえているところです」

「わしは三階を造れと言ったんだ!二階なんかどうでもいい!早く三階建設にとりかかれ!」

愚かな人間は、基礎を固めないで、いい結果だけを追求します。
基礎がしっかりしてなければ、いい結果なんて得られるはずがありません。

失敗すること、これこそ人間の基礎固めです。
失敗を恐れる必要はありません。
とくに若いうちは、失敗して失敗して失敗してください。
同じ失敗を繰り返さなければいいのです。

幼いうちより一度も失敗したことのない早期完了型の人間のくだらなさを、私はいやというほど知っています。

子供って、案外・・・

2006-08-11 15:25:00 | 日記
人生が二度あれば、という歌があったように思うが、ホント同感である。

その日の6時限目は授業参観であった。
クラス委員長であった僕は、授業終了後すぐさま教壇へ向かい、次のように述べた、

「これから反省会を始めます、何か意見のある人は挙手してください」

すると普段決してこういう場で発言しないH君が手を挙げた、

「今日、kouhei君とけんかをしてしまいました、悪いことをしたと思います」

それを聞いてH君のお母さんと僕の母親が大笑いをした。
僕は内心、よけいなことを言ってくれるよ、恥をかかされた、と思いつつ、

「僕の方こそすいませんでした、これからも仲良くお願いします」

と頭を下げた。

タイムマシンであのときに戻れるなら、こう言ってやりたい、

「・・・H君さあ、僕たちはもう赤ん坊ではないよ、それはたしかだ、でもまだ小学6年生なんだから、そういう計算ずくのいい子ぶりっ子はやめようよ、お母さん方、H君はお母さん方に『H君ってなんて素直ないい子なんだろう』と思われるために、あんなことを言ったんですよ、今日が参観日でなかったら、H君は発言しなかっただろうと思います!」

子供って、案外計算しているんですよ、騙されないようにしてください(笑)

訃報

2006-08-10 11:11:00 | 日記
ニ三日前、久々に『小さな恋のメロディ』のビデオを観た。
そして今日、主人公ダニエルの親友役を務めたトムことジャック・ワイルド氏(享年53)が亡くなっていたことを知った。

この映画が最初に封切られたのは、僕が横浜に住んでいた頃、中学1年のときだ。
僕は妹の買ってきた別冊マーガレットに掲載されていたメロディちゃん(トレイシー・ハイド)の写真を見て、一発でいかれてしまった。
そう、メロディは僕の初恋の相手なのである。

僕の友人の男どもも、たいがいメロディの可憐さにやられていたが、女子たちは当然男性出演者により興味をもっており、意外にもダニエルの人気はいまいちだった。

女性軍は圧倒的にトムを支持していた。
最近何となく分かる、トムを支持した女子たちの気持が・・・。

・・・しかし彼が死んでいたとは・・・なんか親友を失ったような気分である。
衷心よりご冥福をお祈りいたします(涙)

須菩提

2006-08-08 09:37:00 | 日記
お釈迦様の弟子に須菩提(しゅぼだい)という人がおりました。
この人は実に徳のある人で、声を荒げたことがありません。
宗教活動をしていると、他の宗派の者から中傷されたりするのは日常茶飯事です。

だが須菩提は、決して興奮せず、むごい仕打ちにもじっと耐えていたのでした。

あるとき、須菩提の有徳に感じ入ったマガダ国の頻婆娑羅(びんばしゃら)王が須菩提に小屋を寄進しました。
しかし何かの手違いで、この小屋には屋根が葺かれないまま須菩提に供養されてしまったのです。

雨が降ったら一巻の終わりです。
我々凡夫なら、腹を立ててしまうでしょう。
だが須菩提は、平気な顔をしてその小屋に住み続けました。

雨は長い間降りませんでした。
須菩提にとっては好都合ですが、農民は困ってしまいました。
そして王に請願したのです、「須菩提の小屋に屋根を葺いてください」と。

王はすぐに自分の過ちに気づき、農民たちの願いを聞いてやりました。
すると、途端に雨が降り出したのです。

須菩提は、屋根のない小屋を見ても動じませんでした。
なぜなら、雨のことを心配するのは雨が降ってからにすればいいからです。
皆さんは取り越し苦労をされていませんか?