kouheiのへそ曲がり日記

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ただひたすら待つのみ

2007-02-25 21:07:00 | 日記
ニ三日前から鬱に突入したようだ。
全てがかったるく、めんどくさい。
何にもする気が起こらない。

まっ、こういうときは焦らず騒がず、念仏でも唱えながら、じっと気分が高揚してくるのを待つのみである。

話は変わるが、今月15日にソーラー電波腕時計をインターネットショッピングで購入したのであります。
電池交換の心配は一切しなくていいし、時刻合わせの必要も全くない。
何しろ十万年に1秒の誤差だというから驚きである。

この時計を眺めてはウキウキしていたのに・・・鬱状態になったら全てがおじゃんである(苦笑)

それはそうと、今日の夕方、あるドキュメンタリー番組を観た。
主人公はモンゴルの8歳の少女、両親とも身体を壊していて、この子が働かないと一家が立ち行かないのである。
よって彼女は学校に行けない。

彼女の宝物はボロボロの教科書・・・実は夏と冬の4週間だけ移動教室がやってくるのだ。
彼女はそれが楽しみでたまらない。
移動教室で勉強することを夢見て毎日の重労働に耐えているようなものなのである。

我が国では、学校に行く経済的余裕が十分あるにもかかわらず、学校に行きたくないと言っている子供が2万人いるという。

日本よ、どこかが、何かが間違っているのじゃなかろうか。

モンゴルのあの少女の瞳はホントに清らかで、美しく輝いていた・・・。
将来医者になりたいそうだが・・・いかん、また涙が出てきた。

大阪府庁の役人が税金をちょろまかして捻出した裏金が6850万・・・その百分の一の金があれば、あの娘は医者になるための十分な教育を受けられるのではなかろうか・・・。

やっぱり鬱状態のときは文章がまとまらないや(笑)
今日のところはこれにて失礼(合掌)

『ティモレオン』

2007-02-11 16:30:00 | 日記
最近、社会科学系の書物ばかり読んでいた。
他人の作り話に付き合うのが、なんだかバカバカしくなっていたのである。

本書のことは購読しているメルマガ「なんでも読書」で知った。
発行人のkiriya氏は、この作品に五つ星を与えていた。

なんと切ない物語であることか・・・。
研ぎ澄まされたナイフ・・・美しくもあり、残酷の象徴でもある。

以前、この日記で「恋愛ものには感動できない」と書いたが、こういう恋物語になら素直に泣ける。

しかし、若いのに達者だ、このダン・ローズという作家は・・・。
人物造形がホントに巧みである。
・・・それにしてもよくこんな切ない話を書けるもんだよなぁ・・・。

小説もまだまだ捨てたものではないと思い知らされました。