kouheiのへそ曲がり日記

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見果てぬ夢

2016-03-24 15:01:33 | 日記
先月、両眼とも緑内障と白内障を併発していると診断された。
もうすぐ見えなくなるらしい。

近頃、階段を降りるとき膝がきりきりと痛むし、僕はどうやら老化が早めにくる体質のようだ。
だが、我が人生に悔いなし、後悔はない。

若い頃、力の限り闘ったもの。
ホント、他人からバカだのアホだのと罵られながら、たった独り権力者にたてつき、あるいは集団と相対した。

辛くて苦しくて、何度死のうと思ったか分からない。
僕はなぜあんな思いまでして、孤独に闘う必要があったのだろう?
・・・自分でもよく分からないが、とにかく闘うに際して、僕は一切ズルをしなかった。
信じられないかもしれないが、卑怯な闘いは一度たりともなかった、と断言できる。

僕が間違っていたのは、僕のような人間はごく少数だと思っていたことだな。
それは The Impossible Dream 『見果てぬ夢』という歌を聴けばあきらかだ。

これはミュージカル、『ラマンチャの男』のなかの1曲だが、いろいろな歌手がカバーしているスタンダードナンバーである。

To dream the impossible dream (見果てぬ夢をみて)
To fight the unbeatable foe (無敵の敵と闘い)
To bear with unbearable sorrow (耐えがたき苦しみに耐え)
To run where the brave dare not go (勇者も行かないところを走り)

この歌を聴いて僕は慟哭したが、この歌がスタンダードナンバーだということは、多くの人々が「これは俺の人生だ」と思ったということである。
こういう人生を送っているのは僕だけじゃないんだ!

This is my quest (これが我が冒険の旅)
To follow that star (あの星を目指し)
No matter how hopeless (いかに望み儚くとも)
No matter how far (いかに遠かろうとも)

僕は決して孤独じゃない。
僕こそその他大勢なのだ。

To fight the unbeatable foe (無敵の敵と闘い)
To reach the unreachable star(決して届かぬ星を目指す)