こんにちは
だんだん寒くなってきましたね
今日は、人生で最も大切ともいえる、スキル
ラポール についてです
コミュニケーションの最重要スキル「ラポール」とは
相手と心が通じ合い、互いに信頼し、受け入れている状態が「ラポール」。
恋愛、ビジネスなどを含めあらゆる人間関係を築く上で重要なスキルです。
心理学で、人と人との間がなごやかな心の通い合った状態であること。親密な信頼関係にあること。
ラポール(rapport)は、フランス語で「橋をかける」という意味です。
意識していくことで、相手に対しての影響力や説得力が自然に高まり、信頼関係を築いたからこそできる話もたくさんしてくれるようになります。
ラポールの基本は相手に対する「誠意」「好意」「敬意」。
練習を重ねれば、どんな人とも簡単にラポールを築き、良い人間関係を築けるようになる。人と関わるときはいつでもラポールを築く練習の場になる。
ラポール(信頼関係)を築こうとする。それを意識的に、大切なものとして行う人が少ないのです。
ラポールはどのような人間関係においても必要とされる、意思疎通をはかるための土台といえる。
ラポールのテクニック
① ペーシング
ペーシングとは、相手の話し方や状態、呼吸などのペースを合わせることです。
一番適切な相づちのタイミングは、相手が息継ぎや次に話すことを考えている間に、相づちを行うようにすること。
相手との一体感をつくります。その一体感が、親近感や安心感につながります。
ペーシングの考え方は、対面したコミュニケーションだけでなく、文章やメール、ビジネスレターなどにも使うことができます。
② ミラーリング
ミラーリングとは、その名の如く、鏡写しのように相手のしぐさを真似するテクニックです。
相手との親近感を作ります。私たちは、無意識に自分に似た相手に対して、安心感や親近感を覚えます。
相手が首を傾げたら自分もやや傾けてみたり、足を組んだら自分も組んでみたりしてみるといいかもしれません。
相手の姿勢に合わせてゆったりとした姿勢なら一緒にゆったりした姿勢を取る。前のめりだったら、自分も一緒に前のめりになるようにしよう。
③ バックトラッキング
会話において、相手の話した言葉を繰り返します。オウム返しと言われてもいます。
バックトラッキングには、3つの方法があります。
1.相手の話した「事実」を返す。
2.相手の話した「感情」を返す。
3.相手の話を要約して返す。
相手の言葉をこちら(自分)が繰り返すことによって、相手の潜在意識(無意識)に、親密感を持たせます。
このバックトラッキングを使うことで、コミュニケーションは円滑になります。そして、相手は自分の話を聴いてくれている。そんな感覚になります。
ペーシングしながら使うことで、相手に寄り添うコミュニケーションにもなります。
④ リーディング
ペーシングやバックトラックによって基本的なラポールが築けていれば、相手がこちらの望ましい方向に進んでくれるように、こちらが少しだけ手助けをして誘導する、それがリーディングです。
リーディングの基本技法には『肯定的な強い意味を持つキーワードを含んだ主張を自信を持ってすること』と『相手の自発的な希望や意志を尊重するためにオープンクエスチョンを前提にすること』
最後に…ラポールが築けていない状態とは
反対に人間関係がマイナスの心理状態をアンチラポールと言います。
ラポールの逆の状態であるアンチラポールの関係だと、相手の協力したいという気持ちが無くなり、反抗的になってしまいます。
人はアンチラポールがある相手に対しては、「道理」にあっていても、さらには自己の「損得」に合致していたとしても、依頼や協力を断ることがある。
無視する、けなす、軽視する、敵意を示す、否定する、批判する、だます、遠ざける、などはアンチラポールの要因となります。
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コミュニケーションの最重要スキル「ラポール」とは
相手と心が通じ合い、互いに信頼し、受け入れている状態が「ラポール」。
恋愛、ビジネスなどを含めあらゆる人間関係を築く上で重要なスキルです。
心理学で、人と人との間がなごやかな心の通い合った状態であること。親密な信頼関係にあること。
ラポール(rapport)は、フランス語で「橋をかける」という意味です。
意識していくことで、相手に対しての影響力や説得力が自然に高まり、信頼関係を築いたからこそできる話もたくさんしてくれるようになります。
ラポールの基本は相手に対する「誠意」「好意」「敬意」。
練習を重ねれば、どんな人とも簡単にラポールを築き、良い人間関係を築けるようになる。人と関わるときはいつでもラポールを築く練習の場になる。
ラポール(信頼関係)を築こうとする。それを意識的に、大切なものとして行う人が少ないのです。
ラポールはどのような人間関係においても必要とされる、意思疎通をはかるための土台といえる。
ラポールのテクニック
① ペーシング
ペーシングとは、相手の話し方や状態、呼吸などのペースを合わせることです。
一番適切な相づちのタイミングは、相手が息継ぎや次に話すことを考えている間に、相づちを行うようにすること。
相手との一体感をつくります。その一体感が、親近感や安心感につながります。
ペーシングの考え方は、対面したコミュニケーションだけでなく、文章やメール、ビジネスレターなどにも使うことができます。
② ミラーリング
ミラーリングとは、その名の如く、鏡写しのように相手のしぐさを真似するテクニックです。
相手との親近感を作ります。私たちは、無意識に自分に似た相手に対して、安心感や親近感を覚えます。
相手が首を傾げたら自分もやや傾けてみたり、足を組んだら自分も組んでみたりしてみるといいかもしれません。
相手の姿勢に合わせてゆったりとした姿勢なら一緒にゆったりした姿勢を取る。前のめりだったら、自分も一緒に前のめりになるようにしよう。
③ バックトラッキング
会話において、相手の話した言葉を繰り返します。オウム返しと言われてもいます。
バックトラッキングには、3つの方法があります。
1.相手の話した「事実」を返す。
2.相手の話した「感情」を返す。
3.相手の話を要約して返す。
相手の言葉をこちら(自分)が繰り返すことによって、相手の潜在意識(無意識)に、親密感を持たせます。
このバックトラッキングを使うことで、コミュニケーションは円滑になります。そして、相手は自分の話を聴いてくれている。そんな感覚になります。
ペーシングしながら使うことで、相手に寄り添うコミュニケーションにもなります。
④ リーディング
ペーシングやバックトラックによって基本的なラポールが築けていれば、相手がこちらの望ましい方向に進んでくれるように、こちらが少しだけ手助けをして誘導する、それがリーディングです。
リーディングの基本技法には『肯定的な強い意味を持つキーワードを含んだ主張を自信を持ってすること』と『相手の自発的な希望や意志を尊重するためにオープンクエスチョンを前提にすること』
最後に…ラポールが築けていない状態とは
反対に人間関係がマイナスの心理状態をアンチラポールと言います。
ラポールの逆の状態であるアンチラポールの関係だと、相手の協力したいという気持ちが無くなり、反抗的になってしまいます。
人はアンチラポールがある相手に対しては、「道理」にあっていても、さらには自己の「損得」に合致していたとしても、依頼や協力を断ることがある。
無視する、けなす、軽視する、敵意を示す、否定する、批判する、だます、遠ざける、などはアンチラポールの要因となります。
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