静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

機関専攻の授業

2021年10月15日 12時30分48秒 | 授業・講演

2学期から、航海と機関、それぞれより専門的な専攻別の授業が続いています。

今回は、機関専攻の生徒の授業の一部の紹介です。

機関実習棟には、大型エンジンを中心に、発電機や給水ポンプなど、補機と呼ばれる機械類があります。

これらを実際に稼働させ、仕組みや保守・点検の方法を学びました。

機械類が起動すると、その音により先生の声が聞き取れません。
そのため、生徒は個別にレシーバーを耳に付け、先生の説明を聞いています。

エンジンを中心とした、一連の機械類の役割、動きなどへの理解が深まったと思います。
これも、学園の実習設備が充実しているからこそ、できることです。


※ 学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。
  漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。
  オンライン(「Zoom」)による説明も可能です。
  詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
  をご覧ください。

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クロスロープの刺し継ぎ その2

2021年10月14日 17時25分11秒 | 実習

先週から、クロスロープの刺し継ぎ実習が続いています。

かなり苦戦している生徒もおり、先生方がつきっきりで指導する姿もみられます。

学園で覚えるクロスロープの技術は、基本的な技術になります。
実際の漁船に乗ると、先輩方から別の方法を教えられたりします。

しかし、基本技術を知っていると知らないとでは、大きな差が出ます。

クロスロープにも、いろいろな種類があり、アイスプライス、カットスプライス、ショートスプライス、バックスプライスの4種類の技術を覚えます。
1つの種類で先生のOKを5回もらわないと、次の種類に進めません。

失敗作を含め、生徒の実習の成果品が連日積み重なっていきます。

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海技士試験期間中の授業

2021年10月13日 17時25分16秒 | 授業・講演

今週、海技士国家試験(筆記)が行なわれており、受験する生徒は名古屋の受験会場に向かいます。

11~12日は航海、13~14日は機関の試験です。

いずれの試験も受験しない生徒は、残って通常の授業やロープワークや刺継ぎなどの基本実習になります。

授業については、受験に入っている多くの生徒が不在の中で、先に進むわけには生きません。
このため、入手した今年の試験問題を実際に解いたり、復習の授業を行います。

今回、航海を受験しない航海専攻の生徒は、気分転換も兼ねて実習船の整備も行いました。

一方、機関専攻の生徒は、試験直前の集中講義が行なわれました。

 

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海技士国家試験(筆記)の受験

2021年10月12日 17時54分25秒 | 海技士国家試験

学園の生徒の中には、卒業後は遠洋漁船のような大型漁船に乗り込みたいという希望者がいます。

しかし、大型漁船の航海士や機関士といった幹部職員となるためには、海技士の資格が必要です。

今回、航海専攻の生徒7名、機関専攻の生徒10名が、10月に実施される海技士国家試験(筆記)を受験します。

園長と教務職員から励ましの言葉も受けて出発です。
航海で受験する生徒は本日までに受験が終わり、今回は機関で受験する生徒が出発しました。

筆記試験の受験は、生徒個人の希望だけでは認めていません。
受験料や名古屋の受験会場までの交通費などの費用は、すべて生徒の個人負担です。

なので、学園での模擬試験を受け、教務の職員から合格できるレベルに達したというOKが出た生徒のみ受験を認めています。

海技士免状を取得するためには、筆記試験のほか、実際の船舶に一定期間乗船した履歴や口述試験等に合格する必要があります。
筆記試験の合格は、その第一歩です。

例年、10月の定期試験では4級の航海又は機関の筆記試験を受験する者もいます。
しかし、今年度の生徒は全員が5級のみで少し残念です。

受験は、日頃がんばった勉強の成果を試す機会です。
試験会場に迷ったり開始時間に遅れないよう、職員も引率して前日には会場までの下見も行います。

受験に出発した生徒と入れ替わりに、航海を受験した生徒が帰ってきました。
帰園した生徒からは、手応えを感じたという頼もしい報告がありました。

合格発表の日が楽しみです。


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水産関係の講義「水産業普及指導員とは」

2021年10月11日 17時20分17秒 | 授業・講演

静岡県水産・海洋技術研究所の水産技師を招いて行った講義、今回のテーマは「水産業普及指導員とは」です。

水産業普及指導員とは、水産業の発展のため、担い手の育成の確保、水産資源の持続的な利用のための技術支援、水産物の生産から消費に至る取組の支援、研究・技術の普及啓発、その他様々な支援を行なうため、全国の都道府県に配属されています。

本県には、県内の水産・海洋技術研究所に計10名が配属され、現場の漁師さん、漁協等の水産関係者の方々の意欲、やる気、自主性を引き出す活動をしています。

今回の講義は、その一人である水産技師の水越主任から、水産業普及指導員の活動についてのお話をしていただきました。

内容は、ベテランの漁師(漁業士)で組織された「漁業士会」の活動支援、マダイやヒラメの稚魚を育てて放流する「栽培養殖」への支援、養殖ウナギの「加工利用方法」への支援についてのお話でした。

学園を卒業して漁師となった時、自分たちを支えてくれる頼もしい「水産業普及指導員」がいてくれることが分かったでしょうか。

みんなに支えられて、立派な漁師になっていただきたいと思います。

 

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