漁師になるための学校、漁業学園。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
こんにちは、園長の青木です。
なかなか学園に来ることができない県外の方!
東京、大阪での漁業就業支援フェアでお会いしましょう。
詳しくはこちら。
http://www.ryoushi.jp/fair/
福岡、仙台は出展できなくなりました。ごめんなさい。
さて、ご紹介しているように学園では外部講師のお話を聞く機会が多くあります。
現在は水産技術研究所に毎週来ていただいています。
ですが、今回はお出かけ!
清水は三保にある国際水産資源研究所でカツオ、マグロのお話しを聞いてきました。
3人の研究者から、マグロの種類、昼は深いところを泳ぐこと、漁場拡大の歴史などたくさんのお話しを聞くことができました。
生徒からは
「カツオの群れに小さいマグロがいることがあるのはどうしてですか?」
「同乗したオブザーバーは全数のマグロを調べるのですか?」
などの質問がありました。
3階にある展示室も見学しました。
機会があれば、調査船も見学させて欲しいと思います。
国際水産資源研究所のみなさん、大変ありがとうございました!
8月19、20日はオープンキャンパスを行います。
ロープワークや授業の体験もあります。
近日中にお知らせをホームページにアップします。
お問い合わせ、お申し込みは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
オープンキャンパスに日程が合わない方は、別の日に学園を見ていただくこともできます。
園長にご相談ください。
【国際水産資源研究所】
水産庁の所管する、水産総合研究センターの研究所の一つです。
1967年に北海道区、東海区、南海区の3研究所に分散していた国際漁業研究部門を移転統合し、静岡県清水市に遠洋水産研究所ができました。そして2011年に国際水産資源研究所に改称。
ですから、我々のような県の水産技師には「遠洋水産研究所」の方が馴染みがあります。
東海大学海洋学部、東海大学付属翔洋高等学校の隣にあります。
園長のつぶやき
生徒への講演の後に、研究員の方と二人でお話しすることができました。
「遠洋カツオ、遠洋マグロの漁船は減っていますが、これ以上少なくなると、遠洋海域で日本の立場が危うくなる。漁師を目指す方には、本当に期待している」
「優秀な漁労長は、マグロがどこにいるか海を三次元的に把握している」
と言ったお話しを聞くことができました。
高校の先生から
「漁業の将来は大丈夫ですか」
と聞かれることがあります。
学園生は海技士資格の勉強をするので、しっかり資格持ちになれば漁船以外の船で働くことができます。
そういう点では安心ですが、漁業が発展するように我々が頑張らないと行けません。
その一つが、どんな時代になっても対応出来る優秀な人材を育成することなのです。
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