静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

台風に備えて、わかたかの「増しもやい」

2019年10月10日 09時51分12秒 | 授業・講演

週末の台風に備え、わかたかの「もやい」を追加しました。
航海専攻の生徒が担当です。

まず、倉庫から追加のロープをクルマに移し替え。
クルマの荷室にコイル状にロープを収納します。
何度もやっている作業ですが、クルマに乗せるのは勝手が違うようで苦労していました。


そして、船の場所に移動。
トモの固定に使うロープを船に載せます。


そして前方を固定する「もやい」を追加です。


さらに、船首にも防舷材(ぼうげんざい)を固定です。


トモのロープは台風が来る直前に張りますが、すぐできるようにしておきます。
台風が避けてくれるのが一番ですが、生徒には良い練習になったはず!
動画の方もご覧ください。

 静岡県立漁業学園
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
学園の見学は随時(ずいじ)、受け付けています。
詳しくはこちらをご覧ください。
できれば授業や実習の見学できる、平日の見学がおすすめです。
平日の見学は園長にご相談ください。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/h30kengaku.html

 園長のつぶやき
今年は各地で台風被害が起きています。
これまで、焼津は直撃を免(まぬ)れてきましたが、今回は危ないです。
12日に予定していたAO入試も日程を変更することになりました。
台風の日では、受験生も落ち着いて受験できませんし、なにより安全が最優先です。

一方で、生徒にとっては貴重な経験のチャンスにもなります。
特に、台風の接近にともなう気圧や風の変化を実体験できます。
風速20mの風を教科書で知るのと、実際の風を体験するのは雲泥(うんでい)の違いです。
なんと言っても、漁師は自然を相手にする仕事です。
自然のことを正しく知ることが大事です。

とは言っても、私の本音は台風の直撃がないように願うばかり。
生徒の安全はもちろん、校舎にも被害があるかもしれません。
台風一過のあと、敷地内が落ち葉などでいっぱいになるのは仕方ありませんけど。
これは毎年で、みんなで掃除です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« バケづくり2 | トップ | 海技士試験に出発 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

授業・講演」カテゴリの最新記事