静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

平成25年度卒業生の生徒作文 ( T君 )

2014年03月17日 11時40分09秒 | 学園行事
3月14日(金)に、平成25年度第44期生10名の卒業式が行われました。
T君、五級海技士資格筆記試験に合格し、遠洋かつお一本釣り船に就職が決まっています。
卒業式の前日に、学園生活をふり返っての作文を書いてもらいました。

明日で学園生活が幕を閉じようとしています。
そう考えると、ちょっと寂しい気がします。
自分たちが、あの正門をくぐってから、本当に短い期間だと感じました。

でも自分にとっては、本当にとても充実した1年でした。
それでも不安なことや辛いことは、たくさんありました。
何より一番辛かったことは、実習です。

自分は左利きだから何もかも右利きことをしないといけないから、本当に覚えるのが大変でした。
先生達が 「へたくそ」 と愚痴を言ってくれるのは、自分たちにとって、愛情表現だと時間が経つうちに分かりました。
乗船実習では、自分の素直さが足りなくて、迷惑をかけてすいませんでした。

これをきっかけに何かが変われた気がします。
自分にとっては、最高の学園生活だった気がします。
本当に、先生たちに出会えて良かったです。

この1年、内容が濃すぎて、この作文では書き表せないほど、満足感があります。
自分にとって44期生のメンバーは、何かの運命だし、先生方と出会ったのも運命だと思っています。
本当にこの学園に来て、一片の悔いもありません。

1年間、ありがとうございました。


   
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