静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

54期生の思い出 6月

2024年03月15日 09時06分28秒 | 日記
3月15日 金曜日
54期生の思い出の続き、今回は6月です。
5月から始まったカッター訓練の総仕上げとして「用宗沖までの往復遠漕」が上旬にあり、往復10マイル、約18kmを皆で漕ぎました。船酔いに苦しんだ生徒もいましたが皆で声を掛け合い、最後まで誰一人も諦めること無く焼津港に戻ってこれました。



カッター訓練の後は、水泳訓練です。初めはプールでの練習から始まり、月末には7月の遠泳にむけて海(海水浴場)での訓練となりました。



見学は伊豆地区の施設見学に行きました。伊豆漁協では天候の関係で市場の水揚げは見れませんでしたが、支所長さんからキンメダイを中心に地域の漁業に関する講義をしていただきました。



静岡県水産・海洋技術研究所伊豆分場では、分場で行われている資源を把握して管理に生かしていくための研究や、資源を増やす研究の最前線を垣間見ることができ大変参考になりました。



授業では学園の教員による通常授業に加え、近隣にある水産・海洋技術研究所の研究員の方をお招きし、シラスやサバについての講義を受けました。



実習は、定置網としらす船曳網の体験乗船が行われました。さらに最新のマグロ延縄漁船の見学に行きました。卒業後、船曳網に1名、マグロ延縄漁船には3名の生徒が就職しました。



ガス溶接とアーク溶接の講習があり、今年も参加した生徒全員が修了証を頂きました。
イベントが盛りだくさんの6月でした。

コメント
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